風と光が気持ちいい どこか懐かしくてあったかい沖縄
カレンダーはだんだんと春に近づいてきましたが、沖縄ではもうすぐ夏の準備が始まります。沖縄は国内で唯一、県全体が亜熱帯に属しており、海洋の影響を強く受ける海洋性気候から、独特の自然が作り上げられています。気温の年変化・日変化が小さく、一年中温暖で湿度が高いのも、この気候の特徴なのです。今回は、沖縄の中心地でもある本島について、エリアごとにご紹介します!
南部
那覇空港がある南部は、賑やかな市街や首里城跡が目立つエリアですが、那覇市から少し車を走らせれば、さとうきび畑や赤煉瓦の街並みが広がり、ウチナンチュの暮らしの息吹を感じることができます。のどかな原風景のゆったりとした空気感に心を和ませてみるのもおすすめです。風光明媚なスポットも多く存在しているので、レジャーやドライブも最適です!
中部
中部は、独自に育まれた伝統文化やアメリカをはじめとする各国の人々が作り出すインターナショナルカルチャーを体験できるエリアです。歴史を感じる一方で、横文字の看板が通りに並ぶ、独特な風景の中でバラエティに富んだ旅が楽しめます!また、中部エリアには城跡が多く、美しい城壁の石積みに琉球ロマンを感じながら、ゆったりと歴史散歩を堪能することもできます。
北部
やんばる(山原)と呼ばれる北部は、亜熱帯気候独特の自然が色濃く残るエリアです。大自然に育まれた瑞々しい生命の宝庫という表現が合うように、森は太古のままの姿で豊かな生態系を育み、海はどこまでも澄み渡っています。特に、北部の海は、まさに憧れの楽園。美しいサンゴ礁で多種多様な魚が群れ泳ぎ、人魚のモデルになったジュゴンも生息するダイバーたちを魅了する幻想的な世界が広がっています。
美しい自然の中に身を置けば、心も体もリラックス。心をうるおすコーラルブルーの海を眺めたり、新鮮な野菜やフルーツを味わったり、自分だけの特別な開放感をお楽しみいただける魅力の国・沖縄。そろそろ夏のプランを練ってみるのはいかがでしょうか?
文・写真・空飛ぶ地球儀 編集部/提供元・たびこふれ
【関連記事】
・避暑地アッター湖で、クリムトセンターと「クリムトの庭園」を訪ねる
・ベルリン郊外に残るベルリンの壁跡地でハイキングやサイクリングを楽しむ
・高速列車「あずま」で東海岸を行く、ロンドンーエディンバラ間鉄道の旅
・【北海道】異国情緒溢れる街・小樽に行ったら、たくさんの笑顔に溢れていた。
・ハワイ・ハレイワタウンでランチをするなら?食べたい内容別のおすすめ5店を紹介