経済産業省が7月29日に発表した商業動態統計速報によると、ホームセンターの6月の売上高は2811億円(前年同月比0.7%減)、店舗数は4405店(45店舗増)だった。

 商品別にみると、電気が7.9%増と大幅な伸びだった。梅雨明けが例年になく早く、気温も上昇したことから、夏物家電が好調だった模様だ。他、カー用品・アウトドアが2.1%増と4カ月連続でプラスだった。6月の商品別売上高と増減は以下の通り。

>DIY用具・素材 649億円(0.4%減)
>電気 177億円(7.9%増)
>インテリア 171億円(4.7%減)
>家庭用品・日用品 606億円(1.1%減)
>園芸・エクステリア 523億円(0.9%減)
>ペット・ペット用品 231億円(3.3%減)
>カー用品・アウトドア 132億円(2.1%増)
>オフィス・カルチャー 96億円(3.6%減)
>その他 226億円(0.0%減)となった。

 同様に、ドラッグストアの売上高は6378億円(3.4%増)で、店舗数は1万8026店(792店舗増)。家電大型専門店の売上高は3927億円(3.5%増)で、店舗数は2663店(73店舗増)

提供元・DCSオンライン

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