観光庁がまとめた5月の主要旅行業者43社の総取扱額は前年同月比278.0%増の1582億6020万円となった。帰国後の自己隔離が一部で解消された海外旅行が388.4%増の197億1528万円となり、3旅行分野のうち最も伸び率が高かった。コロナ前の19年同月比では87.2%減とそれまでに比べ減少幅もやや縮小した。

 国内旅行は266.0%増の1373億3288万円で、19年の約半分の水準まで回復。外国人旅行も282.8%増の12億1203万円と伸びたが、訪日観光解禁前で19年比94.4%減にとどまった。

 企業別では全社が大幅プラス。阪急交通社(1271.3%増)、読売旅行(1128.9%増)、T-LIFEホールディングス(934.9%増)が10倍以上の伸びを示した。

提供元・トラベルジャーナル

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