飲み会の形式の変化に
応じて商機を掴む

こうした職場のオフィシャル行事的な飲み会といえば、従来は飲食店を利用するか、人数が多い場合はホテルや「〇〇会館」のような各種会場で夕方以降行われるのが定番であった。しかしコロナ禍においては、飲酒を伴わない昼間の実施や、会社の会議室やオンライン開催等、多様な開催形態になっていることが考えられる。
中食事業者には、こうした多様な開催方式に対応し、中食のさらなる進化や、新しい提供が求められているだろう。


【調査概要】
インターネット調査
調査期間:2022年2月18日~2022年2月20日
有効回答数:1034人(男性517件、女性517件)
調査対象者:全国47都道府県に住む20〜69歳の男女(マクロミルモニター)

【執筆者】

コロナ禍の外食意向調査レポート 消費者の意欲、飲み会が回復していない理由
(画像=執筆者、『DCSオンライン』より引用)

稲垣昌宏(リクルート『ホットペッパーグルメ外食総研』上席研究員)

エイビーロード編集長、AB-ROAD.net編集長、エイビーロード・リサーチ・センター・センター長などを歴任し、2013年ホットペッパーグルメリサーチセンター・センター長に就任。市場調査などをベースに消費者動向から外食市場の動向を分析・予測する一方、観光に関する調査・研究、地域振興機関である「じゃらんリサーチセンター」研究員も兼務し、「食」と「観光」をテーマに各種委員会活動や地方創生に関わる活動も行っている。肉より魚を好む、自称「魚食系男子」

提供元・DCSオンライン

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