カワサキモータース株式会社が、電動3輪ビークル「noslisu(ノスリス)」を2023年春頃に、全国のカワサキモータースジャパン販売・サービスネットワーク網を活用して発売予定だ。

「安全・快適・気軽な移動体験を全ての人へ」をコンセプトに開発が行われ、免許不要の電動アシスト自転車仕様とミニカー登録が必要なフル電動仕様の2タイプを用意。また発売に先駆けて、2022年5月18日(水)・19日(木)に開催される「~自転車・電動モビリティまちづくり博~in 東京 (東京都文京区)」、また5月21日・22日(日)の「ル・ボラン カーズミート横浜2022 (神奈川県横浜市)」へ参考出展を行う予定となっている。正式名称や、製品詳細などは、追ってアナウンスがあるので、続報を待とう。

目次

  1. カワサキ 電動三輪ビークル「noslisu(ノスリス)」の事業化を発表
  2. noslisu
    2-1. 特長
    2-2. noslisu 電動アシスト自転車仕様
    2-3. noslisu フル電動仕様※
  3. 展示会のご案内
    3-1. BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2022~自転車・電動モビリティまちづくり博~in 東京ドームシティ・プリズムホール
    3-2. ル・ボラン カーズミート横浜2022

カワサキ 電動三輪ビークル「noslisu(ノスリス)」の事業化を発表

安全・快適・気軽な移動体験を全ての人へ

【カワサキ】電動三輪ビークル「noslisu」が2023年に発売予定!
(画像=『Moto Megane』より引用)

株式会社カワサキモータースジャパンは、カワサキモータース株式会社の電動3輪ビークル「noslisu(ノスリス)」プロジェクト事業化にあたり、国内の販売・サービスネットワークを活用し2023年春より販売を行う。

「noslisu」プロジェクトは、2020年9月から展示会・試乗会やクラウドファンディングを通じてビジネスモデルの仮説構築・検証を実施してきた。その結果、”安全・快適・気軽な移動体験を全ての人へ”を開発コンセプトとする「noslisu」は、幅広い社会的ニーズがあると確信するに至った。今回の事業化によって販売・サービスをより身近なものとし、多くのユーザーニーズに応えるため、カワサキモータースジャパンの販売・サービスネットワークを活用し販売する。
※正式名称、製品詳細、発売時期、販売価格、販売方法、販売店などの詳細は、決定次第改めて発表する。

noslisu

今回、事業化する電動3輪ビークル「noslisu」は、川崎重工の社内公募制度「ビジネスアイデアチャレンジ」で選定された商品で、社会のより多くの人々に対し安全・快適・気軽に移動できるモビリティを提供し、その豊かな生活に貢献したいという思いから開発が始まった。公共交通機関でのアクセスが容易ではない地域での移動や、宅配事業者、高齢者の移動手段の確保など多様なニーズに応えられるよう、電動アシスト自転車仕様とフル電動仕様の2つの走行タイプを用意する。

2021年5月から開始された、事業化前のクラウドファンディングでは、電動アシスト自転車仕様50台、フル電動仕様50台が限定販売され、即日完売するほどの人気を博した。

特長

  1. 2種類の仕様を用意 電動アシスト自転車仕様と、ペダル操作無しで走行可能なフル電動仕様(要普通自動車免許)の2タイプを用意し、さまざまなニーズに対応。
  2. 従来の2輪車より安定性が高い3輪車両 3輪ならではの安定性とモーターサイクル事業で培ったモビリティ開発技術を生かした高い操縦性を実現する独自のリーニング機構(特許取得済)の採用により、転倒リスクの低いスムーズで安定した走行が可能。また、空車/乗車いずれの状態でも自立するため駐車時に車体を立てる操作が不要。
  3. 日常生活の利便性を考慮した大容量積載スペース フロントの2車輪間の低い位置に大容量荷物搭載スペースを確保し、荷物を積んでも低重心で安全に走行可能。

noslisu 電動アシスト自転車仕様

【カワサキ】電動三輪ビークル「noslisu」が2023年に発売予定!
(画像=『Moto Megane』より引用)

インホイールモーターを採用した電動アシスト3輪自転車。運転免許は不要。

noslisu フル電動仕様※

【カワサキ】電動三輪ビークル「noslisu」が2023年に発売予定!
(画像=『Moto Megane』より引用)

ハンドル右のスロットルレバーでスピードを操作する電動3輪ビークル。道路交通法では自動車扱いで、道路運送車両法上では第一種原動機付自転車扱いとなる、ミニカー登録モデルです。運転には普通自動車免許が必要。

※noslisu フル電動仕様について

  • ヘルメット着用の義務はないが、安全のため、走行時はヘルメットの着用を推奨する。
  • 歩道や自転車専用道の走行は禁止されている。
  • バッテリー切れ時には、原動機付自転車の保安基準(ヘッドライト点灯、右左折時のウィンカー点滅)を満たせないため、ペダルを漕いでの走行はできない。