iPhone miniモデルが払拭できなかった割高感

iPhoneといえば、スティーブ・ジョブズによるあまりにも有名な初代iPhoneの登場シーンを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。「この小さいガジェットにこんな多くの機能が」と全世界を魅了した驚きは、残念ながらminiモデルには通用しなかったようだ。
「より小さく、安価で、よりコンパクトなスマートフォン」というコンセプトで、5.4インチのminiモデルは新しいターゲットへの訴求を目指した。だが、画面が小さい割に販売価格が高いという割高感は拭い去ることができなかったようだ。
実際、iPhone 12 mini発売開始の2020年には、今なお中古市場でも人気のある同じ年に発売された「iPhone SE(第2世代)」や、それ以前の「iPhone 11」、「iPhone XR」などを選ぶユーザーの方が多かったという。
近年は、スマホで動画ストリーミングやゲームを利用する人が増加するのに伴い、ディスプレイの大きなスマホを好むユーザーも増えてきており、miniはその需要の変化に勝てなかったとも言えそうだ。
iPhone 14シリーズでは、miniに代わってiPhone 14の大型版「iPhone 14 Max(仮称)」が発売されるとみられている。ある意味、スタンダードなiPhone 14がminiのポジションにおさまった格好だ。はたして、iPhoneのサイズ感は今後どのように移り変わっていくことになるだろうか。小型iPhoneのニーズは淘汰されてしまうのか?今後の展開にも要注目だ。
参照元:苹果将放弃“iPhone 14 mini”小屏手机原因曝光:iPhone 13/12 mini 销量太差【IT之家】
※サムネイル画像(Image:Mr.Mikla / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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