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道の概要
お薦めのシーズン

道の概要

富士山には4つの五合目がある。その中で最もダイナミックな景色を楽しめるのが、『富士山スカイライン』の走る富士宮五合目である(別名新五合目、富士山表口五合目)。

【静岡県】富士山スカイライン 〜 富士山の裾野を周る贅沢な周回ルート〜【ツーリングに行きたい日本百名道・No.39】
(画像=『Moto Megane』より引用)

御殿場の国立中央青年の家からしばらくは東富士を突っ切る直線道路が続く。その後、連続するタイトなコーナーを登っていくと御殿場五合目の分岐がある。さらに進みフジヤマリゾート分岐にある水が塚公園に着く。ここで休憩して宝永火口のある富士山をしばし堪能する。

さらに西へ向かい、登山ルートの分岐からいよいよつづら折りの急勾配のワインディングとなる。一般には山梨側の富士スバルラインが有名だが、無料走行と富士山に向って走り駿河湾を見下ろす景色は素晴らしい。

【静岡県】富士山スカイライン 〜 富士山の裾野を周る贅沢な周回ルート〜【ツーリングに行きたい日本百名道・No.39】
(画像=『Moto Megane』より引用)

原則登山ルートは全線駐車禁止だが、七曲がり、写真撮影地に狭いが車両を停められるスペースはある。五合目付近は強風の場合が多いので、バイクが倒れないように注意したい。

登山ルートを下り富士山スカイラインの富士宮側(西)に走っていくと、途中に広域基幹林道 富士山麓線が十里木までつながっており、直線で高速ワインディングが楽しめるので、時間があればそちらも一緒に楽しみたい。

富士山をバックに愛車と撮影できるので、写真を楽しみにしている人もいることだろう。富士山スカイラインは南斜面に造られているので、昼間は順光で撮影に適する。富士山撮影で有名な『水が塚P』は特にお薦め。東京に住んでいると、左脇に邪魔者のようにこぶをつくっている宝永火山の火口が、こんなにも勇壮なのかと再認識させてくれる。

お薦めのシーズン

  1. 7月上旬から9月上旬までは五合目まで、登山ルートはマイカー規制になるのでそれ以外の時期がお薦め。特に残雪が残る5月と10月から11月の紅葉の時期は素晴らしい。