世界遺産・白神山地とは?

秋田県と青森県にまたがる約13万ヘクタールに及ぶ広大な山地帯の総称です。ここには人為の影響をほとんど受けていない世界最大級の原生的なブナ林が分布し、この中に多種多様な動植物が生息・自生するなど貴重な生態系が保たれており、1993年12月に世界遺産に登録されました。

今回はそんな白神山地のオススメスポットを写真と一緒にご紹介いたします♪

☆オススメスポット【1】:ブナ林散策道

伊丹空港から青森空港へは約1時間半で到着。

青森空港から車で走ること1時間半で白神山地散策の拠点とも呼べる施設「アクアグリーンビレッジ ANMON」に到着しました。ここから歩いてすぐのところに「世界遺産地域内を探索できる世界遺産のブナ林散策道」があります。

世界遺産登録のブナ林が広がる白神山地へ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

とても歩きやすく、白神山地が世界遺産に登録された理由としてあげられる「ブナ」達が呼吸をしているかのような綺麗な空気が感じられました~

☆オススメスポット【2】:アクアグリーンビレッジ ANMON

40分ぐらいの散策を楽しんだ後に、「アクアグリーンビレッジ ANMON」さんのレストランでランチを頂きました!レストランや入浴施設、宿泊施設のほかに白神山地のお土産も買うことができる施設です。今回いただいたランチは地元の食材や山菜を用いた白神山地ならではの内容で、

世界遺産登録のブナ林が広がる白神山地へ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

味も優しい味付けで散策の後のランチを楽しむことができました。天気のいい日は外のテラスで食後のコーヒーを楽しむのもいいかもしれません♪

☆オススメスポット【3】:マザーツリー

食後は、地元の人たちがマザーツリーと呼んでいるブナの木に会いに行きました!

壮大な景色の広がる津軽峠の駐車場から整備された遊歩道を5分ほど歩くと巨木が目の前に現れます。高さ約30m、幹回り約4.7mで、推定樹齢約400年といわれており、その辺り一帯のブナ達のボス?!のような存在に思えるぐらい堂々と立ってました!

世界遺産登録のブナ林が広がる白神山地へ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

☆オススメスポット【4】:ブナの里白神館

その日の宿泊は、世界遺産白神山地に一番近いホテル「ブナの里白神館」さんにお世話になりました。上述のブナ林散策道やアクアグリーンビレッジさんにも近く、青森県側の白神山地散策には非常に便利なホテルです。

散策の後の汗を温泉で流した後に、夕食を頂いたのですが、出てくる料理全てがとても美味しく、施設長の桑田さんにお伺いしたところ「青森県産・地元 西目屋村の食材にこだわった」和洋折衷料理だそうです。

世界遺産登録のブナ林が広がる白神山地へ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

お酒の好きな方は、ブナの酵母と白神山地の滝で作った「ぶなの森ビール」も是非オススメです!

☆オススメスポット【5】:岳岱(だけだい)自然観察教育林

翌日は、秋田県側に移動し、岳岱(だけだい)自然観察教育林を散策しました!個人的にはブナ林を散策している中で一番感動した場所です!遊歩道も備えた歩きやすい散策道で、紅葉も最高!!と思いましたが、もう少し前はもっと良かったそうで、これでも十分キレイなのにもっとキレイだったなんて!とびっくりしました!

世界遺産登録のブナ林が広がる白神山地へ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

新緑の時期にまた来たい場所です!!

☆オススメスポット【6】:留山

最後に散策したのは「留山」という場所です。 通常ブナは標高400mを超えた辺りに生えますが、留山は標高160~180mほどでありながらブナが生い茂るという珍しい場所です。遊歩道やベンチも整備されており、散策感覚で白神山地を満喫することができます。

世界遺産登録のブナ林が広がる白神山地へ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

今回6つのオススメスポットをご紹介しましたが、白神山地にはたくさんの魅力が詰まっています。秋はもちろん、雪解けの後の新緑の季節もオススメで、夏は涼しい白神山地。都会での日頃の疲れを癒してくれること間違いなしです♪来年は是非皆さまも行ってみませんか?

文・写真・国内現地情報編集部/提供元・たびこふれ

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