マクロミルは8月2日に、全国の20~74歳の男女1000名を対象に実施した、生活者の感染予防や外出に関する意識に関する緊急調査の結果を発表した。同調査は、7月27日~28日の期間に行われている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の第7波における、感染予防への意識について尋ねたところ、これまででもっとも高く意識している人が12.2%、これまで同様に意識を継続している人が71.0%と、大多数が感染予防対策を意識した生活を送っていることがうかがえる。
新型コロナウイルス感染症への感染予防対策としては、90%以上の人が「マスク」や「手洗い・うがい」といった基本的な対策を実行している。
疲れた、つらい、不便といった“コロナ疲れ”を感じているかを尋ねた質問では、「とても感じる」(32.2%)と「やや感じる」(43.6%)を合わせた75.8%が、“コロナ疲れ”を感じているという。
年代別では、若い年代ほど“コロナ疲れ”を感じていることも明らかになった。
“コロナ疲れ”の具体的な内容としては、「実家に帰れないため、家族や友達に会えない。気分転換したくても、旅行などに行けない」「乳幼児がいるが、普段の外出でもとても気を遣い、いろいろな経験をさせたくてもなかなかできない。また、子どもはすぐ風邪をひくが、コロナかもしれないという不安がよぎる」といった声が寄せられている。
夏の外出予定について尋ねたところ、「海外旅行」は0.7%、「国内旅行」は18.1%、「帰省」は12.7%となった。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響で予定していた旅行や帰省の取りやめ、行き先変更をした人も一定数みられる。
新型コロナワクチンの接種意向を尋ねた質問では、4回目の接種を希望する人(すでに4回目を接種済みの人も含む)が54.7%、3回目まで未接種だが接種したい人が7.6%と、62.3%がワクチン接種を希望している。一方で、4回目の接種を希望しない人は18.7%、3回目まで未接種で今後の接種も希望しない人は13.9%と、32.6%は次の接種を希望していないことがわかった。
提供元・BCN+R
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