日本のコロナ対策のトップである尾身茂さん(新型コロナウイルス感染症対策分科会長)など7人の専門家が「有志」として記者会見を開き、コロナ対策の緊急提言を発表しました。

今後の対策は2ステップにわかれていますが、最終的には今の1類相当のきびしい規制をやめ、行動制限や入院勧告もやめることを提言しています。

特に大きいのは、PCR検査による感染者の全数把握をやめることです。これは患者の定点観測だけをやり、インフルエンザのような5類に近い「普通の感染症」にするものです。医療費も3割負担の原則に戻すよう提言しています。