アンチエイジングは言葉のごとく「年齢を重ねることに逆行して若々しくいる」ことを意味します。女性であればお肌の手入れをすることだったり、アンチエイジングで肉体を衰えさせないためにトレーニングしている女性は多いと思います。ただし「今の状態を維持する」という発想では難しい部分があります。今回から、「若さを保つ秘訣」について身体づくりのスペシャリスト・桑原先生に教えていただきます。
文_Woman’sSHAPE編集部
教えてくれたのは‥‥‥桑原 弘樹(くわばら ひろき)先生
桑原塾 主宰。スポーツサプリメント『パワープロダクション』の産みの親。NESTA JAPAN(全米エクササイズ&トレーナー協会)PDA。武藤敬司氏率いるW-1(レッスルワン)コンディショニングコーチ。国内外のトップアスリートに対して独自のコンディショニング指導を行い、各種スポーツ誌への執筆や講演会を実施するなど多方面にわたって活動中。
ただし今の状態を維持するという発想では難しい部分もあり、維持ではなく進化するところまで意識しなければ、アンチエイジングは難しいものです。
例えば女性で「筋肉はつけたくないけど、身体をキープしたい」という理由でジムに来る人。その発想自体は間違いではないのですが、維持を目的にトレーニングして維持することは難しい。なぜなら年齢を重ねるということは衰え続けることでもあるので、維持ではなく進化させるトレーニングをして、ようやく維持できるわけです。
「女性だから筋肉はいらない」「マッチョになりたくない」という意見を持っている方は多いかもしれません。しかしバストアップやヒップアップは胸やお尻を支える筋肉をつけるということ。美容的なケアでアンチエイジングすることももちろんですが、筋肉をつけるという本質的な部分でのアンチエイジングも私はとても重要なことだと思います。
そこで筋肉をつけるためにトレーニングが必要になるのですが、トレーニングには2つのメリットがあります。
1つはケガ。トレーニングする人としない人を比較すると、明らかにトレーニングする人のほうがケガをする確率が高いので、ケガの予防には注意を払わなければいけません。
そしてもう一つがトレーニングをすると体内に活性酸素が作られることです。今回の「アンチエイジング」のテーマとなる「抗酸化」はズバリ、「活性酸素をいかに取り除くか」ということです。
その前提として、なぜ活性酸素を取り除かなければいけないか。なぜそれがアンチエイジングにつながるのか。次回はこれをご説明します。
提供元・FITNESS LOVE
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