乗り換えた人と乗り換えなかった人、その差とは!?

また、今回の調査で、新料金プランに乗り換えた人と乗り換えなかった人には「使用するデータ容量」に顕著な差があることも判明している。
新料金プランに乗り換えなかった人では、1カ月のデータ使用量が「1GB未満」の人が24.1%と最も多く、「1GB以上3GB未満」が18.5%で続くかたちとなっている。一方で、乗り換えた人では「15GB以上20GB未満」が34.4%最多となり、ついで「20GB以上」11.8%という結果に。
つまり、新料金プランに乗り換えた人の方が1カ月のデータ使用量が多い傾向にあるのだ。データ使用量が多い人ほど、新料金プランに乗り換えることで携帯料金が安くなるというメリットを得やすいため、乗り換え率が高くなるのは納得の結果と言えるだろう。
一方の新料金プランを知っているのにもかかわらず、乗り換えなかった人に対して「どういうことができたら新料金プランへ乗り換えたいか」聞いたところ、「月額料金の値下げ」が51.8%と圧倒的な得票率となった。2位以下は「キャリアメールが使用可能になったら」が28.7%、「店舗で手続きが可能になったら」が25.1%と続き、新料金プラン以前との使い勝手の違いがプラン切り替えの障壁となっているようだ。

これらの調査から明らかとなったことは、元々データ使用量が多い、つまり高い携帯料金を支払っていた人は新料金プランに乗り換える傾向にあること。そして、そうでもない人は新料金プランに切り替える手間よりも、現状維持する傾向にあるということだ。
このデータから、キャリア各社は次にどのような手を打ってくるだろうか。今後の新料金プランにも期待していきたい。
出典元:携帯3社の新料金プラン 実際に乗り換えた人はわずか6%! ahamo・povo・LINEMOの契約状況について「Soldi」が大調査【Soldi】
※サムネイル画像(Image:Pit Stock / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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