やる気スイッチグループは7月23日に、同社が運営する教室に通う未就学児~高校3年生とその保護者を対象に実施した、夏休みの宿題・自由研究に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、7月15日~20日の期間に行われ、569組から回答を得ている。

夏休みの宿題はいつやる? 「締切の前日・最終日」は少数派
(画像=夏休みの宿題「すぐやる」「計画的にこなす」は多くを占める、『BCN+R』より 引用)

 調査対象者に、夏休みの宿題の取り組みかたについて尋ねたところ、「締切の直前・夏休みの最終日に宿題をこなす」(7.2%)という回答はもっとも少なく、「すぐやる」(35.5%)、「計画的にこなす」(27.1%)が多数派となった。

 夏休みの宿題を「すぐやる」と答えたのは小学生が最多となり、学年別では小学2年生で50.9%に達している。高校生では、「空いている時間にこなす」がもっとも多い。また、普段の宿題は「すぐやる」人が多く、普段の宿題を計画的にこなすことは夏休みの宿題より少ない傾向にある。

夏休みの宿題はいつやる? 「締切の前日・最終日」は少数派
(画像=普段の宿題・夏休みの宿題ともに「自分で頑張る」が最多も、
夏休みの宿題は保護者に手伝ってもらう・もらった割合が増える
、『BCN+R』より 引用)

 普段の宿題や、夏休みの宿題を誰かに手伝ってもらっているかを尋ねた質問(複数回答)では、普段の宿題、夏休みの宿題ともに「自分で頑張る」が最多となった(普段の宿題:85.4%、夏休みの宿題:67.1%)ものの、普段の宿題と比較すると、夏休みの宿題を「自分で頑張る」人はやや少なく、保護者に手伝ってもらう・もらったという回答が多くなった。

 学年別では、小学5年生までは「保護者に手伝ってもらう」という回答が半数超を占めるものの、高校3年生では11.1%に減少している。

夏休みの宿題はいつやる? 「締切の前日・最終日」は少数派
(画像=もっとも好きな夏休みの宿題は「タブレット学習」、もっとも苦手は「読書」、『BCN+R』より 引用)

 夏休みの宿題の種類について好き・苦手を尋ねたところ、「タブレット学習」(全体:49.0%、小学生:56.4%、中学生:45.3%、高校生:40.0%)がもっとも多かった。苦手な宿題は「読書」(全体:54.7%、小学生:51.2%、中学生:65.0%、高校生:53.3%)で、特に中学生が苦手意識を抱いている。

夏休みの宿題はいつやる? 「締切の前日・最終日」は少数派
(画像=半数超の人が前年の夏休みに自由研究に取り組んだ/今年は取り組む予定、『BCN+R』より 引用)

 前年の夏休みは自由研究に取り組んだか、今年は取り組む予定かを尋ねた質問では、「必須の宿題のため、取り組んだ/取り組む予定」が38.8%に達し、必須・任意の宿題を合わせた「取り組んだ/取り組む予定」の割合は52.7%を占めた。小学6年生の42.2%が、夏休みの他の宿題よりも自由研究が好きと答える一方で、中学生以上では自由研究を「こなすので精一杯」と答える人が多い。

夏休みの宿題はいつやる? 「締切の前日・最終日」は少数派
(画像=普段の宿題・夏休みの宿題ともに、保護者の希望は
「量にはこだわらないが、その日/1学期の復習をしっかりできるようにしてほしい」が最多に
、『BCN+R』より 引用)

 調査対象者のうち保護者に、普段の宿題・夏休みの宿題の量に対する希望を尋ねたところ、普段の宿題・夏休みの宿題ともに「量にはこだわらないが、その日/1学期の復習をしっかりできるようにしてほしい」という回答が多かった。

提供元・BCN+R

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