八重山諸島に属する鳩間島は人口約40人の小さな島。石垣島から高速船が出ていて、日帰りで訪れることも可能です。
石垣島からの所要時間は約50分。
海岸線の少し内側に周囲約4kmの未舗装の一周道路があります。一周道路はアダンやガジュマルなどの防風林内に軽トラ一台が通れる程度の細い道です。時々大きな樹木の枝が日陰を作るくらいで、風は防風林のためほとんど無風状態。太陽の日差しは強く無風...とても暑いです。
一周道路を進むと船原浜・外若浜・島仲浜・屋良浜といった浜や、名の無い入り江の小さな砂浜があります。小さな入り江のビーチが沢山あり、まるでプライベートビーチのようです。
ただし、夏の時期は人が多いので、残念ながらプライベート感は薄いかもしれません。
灯台と言えば、海岸線の堤防や岬にある様に思いますが、鳩間島では島の一番高台の所にあります。鳩間島灯台は、集落から高台に上がり、鳩間中森を抜けた所にある鳩間島物見台の横に立っています。
遠くからでも見える様、島の一番高い場所にそびえる白い灯台。
鳩間島港を眼下に望み、鳩間ブルーの海が一望できます。
八重山諸島の石垣島はジェット気流の影響が少なく、88星座のうち84星座が見られる満天の星空観賞に最適な南の島です。他の場所では、星空がキラキラとまたたきますが、石垣島の星は揺らめきが無く少し大きく見えます。石垣島から更に離島の鳩間島では、石垣島ほど空を白く輝かせる光害がありません。鳩間島の集落を少し離れれば、街灯も無く、星空鑑賞には最適です。
鳩間島灯台と天の川↓
文・写真・八重山海斗／提供元・たびこふれ
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