住所変更手続きをすると電子証明書が失効するってホント!?

引っ越しをしたとき、役所で住所変更手続きを行っただけで安心してはいけない。

実は、マイナンバーカードの住所、氏名、性別、生年月日、いずれかの変更を行うと、事前に登録してある「署名用電子証明書」が自動的に失効してまうのだ。

この署名用電子証明書はe-Taxでの確定申告などで必要になるので、住所変更をするときに新規発行手続きをしておくほうがよい。

署名用電子証明書の暗証番号(英数字混在の6桁~16桁)が分かっていれば、役所ですぐに新しい署名用電子証明書が発行されるので、事前に準備してから役所に行くようにしたい。

実は、このことはあまり知られておらず、住所変更時に役所の担当者がそのことを教えてくれることは少ないという。もし、e-Taxで確定申告している人なら十分に注意したい。

なお、利用者証明用電子証明書(数字4桁)については氏名、住所などの変更では失効しないのでご安心を。

誰も教えてくれない「マイナンバーカード」住所変更手続きの罠
パソコンからマイナンバーカードを利用してe-Taxで確定申告を行う場合は、署名用電子証明書が必要になるが、住所変更を行うと署名用電子証明書は失効してしまうので注意しよう(筆者差撮影)(画像=『オトナライフ』より 引用)

まとめ

いかがだろうか? マイナポイントに釣られてマイナンバーカードを取得したはいいものの、引っ越し時に住所変更を行わないと90日で失効してしまうことを知らない人も多いと思う。

しかも、住所変更や結婚で氏名を変更したりすると、署名用電子証明書が自動的に失効してしまうことなど、ほとんど知られていないだろう。

もちろん、署名用電子証明書を必要とするのはフリーターや個人事業者などが多いだろが、サラリーマンでもマンションを買って住宅ローン控除を受けるときや、転職した場合には確定申告が必要になる場合もあるので、覚えておいて損はない。

文・藤原博文/提供元・オトナライフ

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