オリンピックの競技にもなったボルダリング。日本国内にも各地にボルダリングジムが営業しており、街中を歩いている際に見かけたことがある方も少なくないでしょう。今回の記事ではそんなボルダリングのルールに注目いたします。ジム・競技でのルールをそれぞれ確認しましょう。
ボルダリングのルールって?
オリンピック競技にも採用されたボルダリング
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近年、ボルダリングの注目度が高まっています。東京2020オリンピックでは「スポーツクライミング」内の競技として初採用されており、女子複合では野中生萌、『暮らし〜の』より引用)
選手が銀メダルを獲得するなど日本国内の話題を集めていました。
コースとなる壁一面に配置された、ホールドと呼ばれるカラフルな突起物を巧みに掴む姿・凄まじいスピードで壁を登っていく姿に憧れの感情を抱いた方もいるかもしれません。
ボルダリングの基本ルールなどを初心者向けに紹介!
ボルダリングの競技選手を見ていると、とても簡単そうに登っているように見えてしまいます。しかし、実際には細かいルールなどもあり、見た目以上にハードで難易度の高いアクティビティです。今回の記事では、ボルダリングのルールについて注目していきましょう。
初心者の方向けに、基礎となるルールや反則などを紹介いたします。なお、本記事は2022年7月27日時点のルールを基に紹介しているのでご了承ください。
基礎的な知識をチェック
「スタート」と「ゴール」について
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初心者の方を含め、一般の人がボルダリングを楽しむ際には、各地で営業しているボルダリングジムに足を運んで挑戦することになります。一般的なボルダリングジムの場合、スタートのホールドとゴールのホールドが定められているので確認しましょう。
目印として「S」と「G」のテープが貼り付けられていることが多いので、挑戦前に必ずチェックしておく必要があります。スタート・ゴール、どちらも「両手で保持」をするのが基礎的なルールです。
「グレード(難易度)」に要注意
ボルダリングジムには、グレード(難易度)表が掲示されています。色や10級などで難易度が分けられているので、ジムを訪れた際には必ずチェックしてみましょう。施設によって難易度の差があるので、同じ階級だからと言って油断はせずに挑戦してください。
なお、大抵のボルダリングジムは10~8級辺りが最低難易度で、初段~二段辺りを最高難易度と設定していることが多いです。
難易度はテープで分けられている!
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グレードはジムが独自で定めた色で分けられているのがポイントです。グレードを示す色付きのテープが目印としてホールドに貼られているので、自分が挑戦するグレードの色をしっかりと確認してから挑戦しましょう。
実際に取り組む際には、グレードに応じた色のホールドをコースにゴールを目指す必要があります。また、難易度によって「足は自由か制限されるか」が異なってくるので、色だけでなく「足」の扱いに関しても確認を怠らないようにしましょう。