目次
5. 最北の海の幸に舌鼓!礼文島グルメのご紹介
6. 高山植物って何?
5. 最北の海の幸に舌鼓!礼文島グルメのご紹介
礼文島では、北の厳しい海で育った海産物が人気です。

ウニの王様ともよばれるエゾバフンウニは6~8月の限られた時期にしか獲れません。濃厚なクリームのような甘さが特徴です。礼文島のウニは、栄養満点の利尻昆布を食べて育つほか、厳しい海流に揉まれて育つため、身も引き締まっていて美味しいです。

一般的なイメージのウニと比べると小ぶりで棘(とげ)が短いのが特徴です。馬糞に似ていることが名前の由来で、「赤ウニ」「ガンゼ」などと呼ばれることもあります。

礼文島で獲れたホッケを生のまま網焼きにして、合わせ味噌と刻み葱を合わせて食べます。脂の乗ったホッケに葱と味噌の相性が抜群。炭火の香りが食欲をそそります。

礼文島で獲れたタコは、弾力がありながらも柔らかくて美味しいです。

礼文島のホッケを使用したこちらのハンバーガーは、礼文島でしか食べられないかも?
6. 高山植物って何?
最後に、礼文島の大きな魅力の一つ、高山植物についてお話します。標高2,000m級の高山帯にしか生息しない高山植物が、海抜0mの低いところでも見ることができます。礼文島にしか生息していない植物も多く、こうした高山植物を目当てに、毎年多くの観光客が訪れます。

レブンアツモリソウは礼文島で最も有名な花の一つです。平安時代の武将、平敦盛の母衣(ほろ/武士の道具のひとつ)に形が似ていることが名前の由来らしいです。クリーム色のボディは礼文島にしか咲かない固有種です。毎年5月下旬~6月上旬が見どころです。

レブンウスユキソウは礼文町の町花にも指定されていて、エーデルワイスの仲間としても人気のお花です。7月~8月に咲きはじめ、レブンウスユキソウ群生地などでみることができます。他にも、季節や場所によって様々な植物が咲き誇り、礼文島だけで300種類以上の植物が自生しています。
先ほどご紹介したトレッキングコースでは、こうした花々と絶景を一緒に楽しめます。


トレッキングはせずに、お花だけを見たいという方は、高山植物園という場所でみることもできます。