想定外のイイダコが顔出し

タモを洗う間、エギをキャストし、ベールを開けて放置。エギを遠くまで流していた。

タモを洗い終え、イトふけを取ってシャクると、ボトムステイが長かったせいか、変な重さが。「時期的に海藻である可能性は低いけど…」と思いながら上げてみると、重さの原因はイイダコだった。このあと足元にタコが泳ぐ姿も見られたが、小雨が降り出したため納竿となった。

7月に入ってタコの釣果を聞く機会が増えていた。自身も釣りあげたことにより、タコの高活性時期になったことを実感できた釣行だった。この時期、天草下島でエギングをしていると、そこそこな確率でタコがヒットする。普段、エギングで長めの底取りはしない方なのだが、たまたまボトムステイが長かったため、タコがヒットしたのだと思う。

陸っぱりエギング釣行で500gアオリイカ 夏期は海水温がキモ?
(画像=ボトムステイでタコがヒット(提供:TSURINEWSライター野口昭伸)、『TSURINEWS』より引用)

夏エギングのポイント選び方

高水温となっても釣れる天草のエギングだが、夏エギング攻略のカギは高水温のポイントを避けること。高水温箇所を避けるには、「潮流があってぬるい潮が入れかわりやすい場所」「ストラクチャーなどの日陰がある場所」「水深が深い場所で日差しによる温度変化を避ける」などの対応策が挙げられる。

エギングと言えば、秋と春がメイン時期のように思われるかもしれないが、水温と狙い方を考慮すれば、年中OK。夏でも1kg台に出会うことは難しくないので、ぜひ夏エギングに出掛けてみては?

陸っぱりエギング釣行で500gアオリイカ 夏期は海水温がキモ?
(画像=高水温のポイントを避けよう(提供:TSURINEWSライター野口昭伸)、『TSURINEWS』より引用)

提供元・TSURINEWS

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