三越伊勢丹グループは、ウクライナ人道支援のためのウェブ募金の活動を開始すると発表した。7月27日から9月6日までの期間で行われる。ロシアによる軍事侵攻によって困難な状況に置かれているウクライナの人々を保護し、支援活動をしている国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の活動に賛同し、この侵攻の長期化を受けて募金を開始した。UNHCRの発表によると、7月の時点で600万人以上のウクライナ人が故郷を追われているという。

 UNHCRは、難民の保護や支援を行う、難民支援に特化した国連の機関で、多様なパートナーと連携し、世界約135カ国で活動している。また、本部はスイス・ジュネーブで、1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞した。ウクライナ国内のUNHCRは、1994年から活動しており、避難民の保護、シェルターおよび救援物資の提供、そして家庭ごとのニーズを満たすための現金給付を継続して行っている。

 ウェブ募金は、三越伊勢丹グループ各店のホームページ内に設置されている。エムアイカード他各種クレジットカードから支払いが可能で、入金金額は一口1,000円、3,000円、5,000円、10,000円の4種類。また、寄付金はUNHCRの公式支援窓口である特定非営利活動法人国連UNHCR協会を通じて、UNHCRウクライナ緊急支援活動に役立てられる。

文・岩見光/提供元・SEVENTIE TWO

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