日本国内でもようやく普及してきているキャッシュレス決済。とくにQRコード決済は使える場面が年々増加してきており、中でも業界トップの「PayPay」の浸透ぶりはすさまじく「こんな小さなお店でも使えるの!?」という場面に出くわすことも少なくない。

今回はそのようなPayPayが、新たに対応したサービスについてお伝えしていきたい。

PayPay、ブックオフでの買取サービスにも対応

ブックオフ、買取代金をPayPayで受け取り可能に! – 査定待ちをする必要なし
(画像=ブックオフでは本を買う際にもPayPayが利用可能だ(画像は「PayPay」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より 引用)

PayPayは7月21日、「ブックオフの『キャッシュレス買取』サービスで『PayPay』での受け取りが可能に!」と題したお知らせを公開。「PayPayマネーライト」が、ブックオフで利用できるキャッシュレス買取サービスの受け取り可能な電子マネーの対象となったことを発表した。ちなみに、PayPayマネーライトは通常決済やPayPayユーザー同士の譲渡や譲り受けが可能で、出金は不可となっているタイプの残高だ。

ブックオフのキャッシュレス買取は、店舗に売りたい商品を持っていき、手続きを済ませるだけでOKという買取サービスだ。通常の買取であれば、手続きを済ませたあと査定が完了するまで店内で待機して、査定完了後に現金で買取金額を受け取ることになる。

しかし、PayPayなどキャッシュレス決済で受け取ることで、査定完了を待つことなく帰ることができるようになるのがキャッシュレス買取だ。査定結果はメールで届き、指定したキャッシュレス決済サービスなどに入金される仕組みとなっている。なお、キャッシュレス買取では査定後のキャンセルはできない、という部分には注意していただきたい。

業界の絶対王者・PayPayは今後も進出サービスを増やしていくか

ブックオフ、買取代金をPayPayで受け取り可能に! – 査定待ちをする必要なし
(画像=自分に合ったキャッシュレス決済で受け取ろう(画像は「ブックオフ」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より 引用)

キャッシュレス買取では、PayPayの他に「LINE Pay」、「d払い(d払い残高)」、「au PAY(au PAYプリペイドカード)」といった電子マネーのほか、「ブックオフ買取ポイント」や「寄付」を選択することも可能だ。PayPayユーザーであればPayPay、d払いユーザーならばd払い、と客それぞれの利用しているサービスなどに合わせた選択をできることも魅力だろう。

なお、ブックオフ買取ポイントと寄付を除く各種電子マネーを選択した場合は、買取代金から手数料として100円が差し引かれるという。ブックオフのヘビーユーザーであれば、ブックオフ買取ポイントを選ぶのもアリだ。

買取金額を受け取れるサービスにPayPayが追加されたことで、これからPayPayでの受取りを希望するユーザーも増えてくることだろう。加えて、今回ブックオフのサービスに進出したように、今後もPayPayが新たなサービスに進出を続けていくことは確実だ。

QRコード決済業界で断トツの存在感を誇るPayPayには、ぜひとも「どこでもPayPayが使える」という、現金と比べても遜色のないレベルの環境の実現を目指して展開を続けていってもらいたい。今後もPayPayの展開に要注目だ。

出典元:ブックオフの「キャッシュレス買取」サービスで「PayPay」での受け取りが可能に!【PayPay】

※サムネイル画像(Image:wichayada suwanachun / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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