実は郵便物を開封してしまうと受取拒否できない!

今回のケースは明らかに84円で送れる大きさと重さを超えていたため、56円の不足となっていた。しかも、差出人名がなかったので、受取人(筆者)の自宅ポストに投函されてしまったのである。

もちろん、通常は「この郵便物は料金が不足しているので受け取れません」欄に押印かサインをして、郵便物にハガキを張り付け、ポストに投函すれば受取拒否できる。

だが、今回は不運がいつくか重なってしまった。まず、この郵便物は入院している母親宛であり、本人に確認できなかったこと。しかも、企業からの郵便物ではなく個人から送られてきた封書にしか見えなかったので、筆者は添付されたハガキも確認せずに、さっさと開封してしまったのだ。

実は、郵便物を開封してしまうと受取拒否はできなくなる。そのため、結局筆者はハガキに不足分の切手を貼って、ポストに投函するハメになったというわけだ。ちなみに、中身は某宗教団体の勧誘パンフレットであった。

後日入院中の母親に確認したところ、これは母親の知人が送ってきたもので、過去に何度も同じように料金不足で送られてきており、その度に受取拒否していたそうだ。しかし、最近は差出人名を書かずにしつこく送り付けてくるようになったとのこと。

このように、ストーカーまがいの相手からの郵便物であっても、封書に差出人が書かれていないと、受取人の元に送られてしまい、毎回、面倒でも受取拒否し続けるしかないのである。

料金不足の郵便物はどう対処すれば良い? 差出人なしの場合は受取拒否できない場合も!?
(画像=筆者はうかつにも郵便物を開封してしまったので受取拒否はできず、仕方なくハガキに56円分の切手を貼ることに。開封していなければ、左側の欄に押印かサインをすれば受取拒否できたのに、トホホ……(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)
料金不足の郵便物はどう対処すれば良い? 差出人なしの場合は受取拒否できない場合も!?
(画像=不足分の切手を貼ったハガキは、10日以内に近所のポストに投函するだけでいい(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)

まとめ

いかがだろうか? 今回のように郵便料金不足のお知らせハガキが付いた郵便物が届いた場合、開封しなければ受取拒否すればいいので、10日以内に対応するようにしたい。

もし、「受取拒否」も「不足料金の支払い」もしないまま放置しておくと、郵便局から再度同じようなハガキが届くことがある。受取拒否をしないと、基本的に受取人が不足した料金を支払うことになってしまうので、面倒でも放置せずに必ず受取拒否するようにしたい。

文・藤原博文/提供元・オトナライフ

【関連記事】
ドコモの「ahamo」がユーザー総取り! プラン乗り換え意向調査で見えた驚愕の真実
【Amazon】注文した商品が届かないときの対処法を解説!
COSTCO(コストコ)の会員はどれが一番お得? 種類によっては損する可能性も
コンビニで自動車税のキャッシュレス払い(クレカ・QRコード決済)はどの方法が一番お得?
PayPay(ペイペイ)に微妙に余っている残高を使い切るにはどうすればいいの!?