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古代から海外の交易で栄えた壱岐の島の歴史が解る一支国博物館
最後に
古代から海外の交易で栄えた壱岐の島の歴史が解る一支国博物館
壱岐の島は弥生時代に"一支国"と呼ばれ中国の歴史書"魏志倭人伝"にも出てくる古代から栄えていた島です。その歴史を詳しく紹介しているのがこの一支国博物館です。

大陸や朝鮮半島と日本本土の架け橋として重要な役割を果たした一支国。この古代船によって大陸との交易を古代からしていたと伝えられています。
先日ご紹介した対馬の方が大陸により近く、中継地としての交易は発展しそうですが、対馬は山林が約9割を占め、良質な平地が少ないことからこちら壱岐の島の方が先に発展した・・・と言われています。
壱岐の島と合わせて対馬も旅をすると、よりこの島の歴史を感じられると思います。

こちらは弥生時代の暮らしを模したジオラマ。島内では原の辻遺跡をはじめ、点在する遺跡や古墳から多くの出土した土器や石器等が展示されています。

展望台から見た原の辻遺跡の眺め。高いところから見ると、壱岐の方が良質な平地が多く、全てが人力で開拓するしかなかった古代人がこちらに国を構えて交易していたことが何となくわかる気がしました。

最後に
壱岐の島は対馬に比べると面積が小さな島なので移動の時間も短くできますが、見どころが多く、今回ご紹介できなかった温泉や海の綺麗な海水浴場、古墳等が有ります。
行ってみて"こんなに小さな島なのに二千年以上の歴史が有る!"とロマンを感じました。
グルメも特産のうにや壱岐牛など美味しいものがたくさん有ります。
新型コロナウイルスが収束したらまた、この綺麗な海を見に壱岐の島へ訪れてみたいものです。
文・写真・ながさき/提供元・たびこふれ
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