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■築64年の土蔵を改築。音楽を楽しむ空間に
■PICK UP

■築64年の土蔵を改築。音楽を楽しむ空間に

いもちゃさん/長野県

自分だけのジャズ喫茶を手に入れた! そこで過ごす“贅沢で無駄な時間”とは?
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レコードならではの音が好き。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
自分だけのジャズ喫茶を手に入れた! そこで過ごす“贅沢で無駄な時間”とは?
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棚を設計する際には幅42m分あったレコード。以後、今年だけでも既に100枚増!、『男の隠れ家デジタル』より引用)

実に贅沢な空間だ。築64年を経た土蔵を改築、床面積15畳、頭上は高く、ロフトスペースもある。そして、この全てがいもちゃさんの趣味部屋なのだ。

元々は農家だった。サッカー少年から会社勤めに至ったいもちゃさんが、憧れのステレオを買ったのは20歳の時。何を聴いたら良いかわからず、カーペンターズやポール・モーリアなどのレコードを買った。やがて会社のジャズ好きな先輩に刺激されてジャズ一辺倒に。自宅で聴きつつ、各地のジャズ喫茶にも通うようになった。

自分だけのジャズ喫茶を手に入れた! そこで過ごす“贅沢で無駄な時間”とは?
(画像=オープンデッキでは、昔ラジオやライブで録音した音源を聴く。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

「やはりスピーカーから聴くのが一番です。体で受け止め皮膚で音を感じるんですよ。そしてレコード盤であること。CDを買ったこともありますが、かけっぱなしになってしまう。片面ずつというのが、集中して聴くのにちょうど良い長さなんですよね」

ジャズ以外も買い始めたのは、レコードからCDへの過渡期だ。

「100円や200円で大量のレコードが出回り、ジャケ買いしてみると良いものも多い。そのうちクラシックやロック、ポップスなどオールジャンルになりました」

自分だけのジャズ喫茶を手に入れた! そこで過ごす“贅沢で無駄な時間”とは?
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愛用のチネリの自転車もここで手入れする。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
自分だけのジャズ喫茶を手に入れた! そこで過ごす“贅沢で無駄な時間”とは?
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乗らなくなった自転車を梁にディスプレイ。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

母屋の3部屋に分散していたレコードもあふれ、音も控えなければならなかった中、ついに3年前、土蔵内改装へ。長年の収納物を半年かけて片付け、友人の建設会社に依頼して床や棚を整えた。

「土壁は厚くて音の響きは良いし爆音もOK。ひとりジャズ喫茶のマスター兼常連として朝から夜まで時間を見つけて楽しんでいます」

ジャズ喫茶やライブにも変わらず足を運ぶ。そこで知り合った人が来訪、その数3年間で延べ170人! いもちゃさんの土蔵はそんな仲間たちの解放区でもある。

自分だけのジャズ喫茶を手に入れた! そこで過ごす“贅沢で無駄な時間”とは?
(画像=聴くジャンルも広がり、訪れる人の趣味に合わせてあれこれかけられる。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

■PICK UP

4m×8段の棚は、LPジャケットが2枚ずつディスプレイできる。「足」「帽子」「楽器」など毎月ジャケット写真のテーマを決めて飾り変えている。

自分だけのジャズ喫茶を手に入れた! そこで過ごす“贅沢で無駄な時間”とは?
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

【ROOM DATA】
広さ/27.36㎡
使用年数/3年
趣味/レコード、自転車

文/秋川ゆか

提供元・男の隠れ家デジタル

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