偏光レンズメーカーTALEX(タレックス)が、運転に集中できるモデル「FLP01」を2022年7月14日(木)に販売開始した。

電車・トラック・バスの運転手たちからのフィードバックを受けて開発された製品で、フリップアップ式で最新のフレーム成形技術を採用。明るい場所でも暗い場所でも常に快適な視界を実現する。

カラーラインナップはマットブラックとマットダークブラウンの2色が用意され、価格は2万6400円(税込み)だ。

目次
偏光レンズメーカーTALEX(タレックス)から、”運転手専用サングラス”が販売開始!
 ・開発の背景
 ・運転手のためのサングラス開発
 ・運転手が望む理想のサングラスとは
 ・プロドライバーによる検証も進行中

偏光レンズメーカーTALEX(タレックス)から、”運転手専用サングラス”が販売開始!

85周年を迎える老舗レンズメーカーのNEWサングラスは、運転手が抱える視覚のストレスに着目し、運転に集中できる専用モデルとして開発された意欲作。2022年7月14日(木)より発売開始※実用新案権登録済

自動車、電車など、様々な乗り物を目的地まで安全に運転するためには、人・標識・信号など、周囲の情報を見落とすことなく、いち早く認識できる視認性が求められる。
今夏、TALEXが発表した最新モデル フリップアップ サングラス『FLP01』は、同社製品を既に採用している企業で運転を職務とする人々(電車・トラック・バスなど)の声から生まれた製品。明るくも眩しくない快適な視界と最新のフレーム成型技術を組み合わせ、光量の大きな変化にも視線を逸らすことなく、瞬時にサングラスをON/OFFできる機能性サングラス。ご興味のある方は、この機会にご検討を。

開発の背景

TALEXは、メガネ着用者の視認性向上を目的に2019年クリップオンタイプのオリジナルサングラス『CLP03』を販売開始した。翌年、JR西日本が「在来線運転士の前方確認時の視認性向上及び疲労軽減」を目的に、CLPモデルを含む2種のTALEXサングラスを在来線の運転士の約5,000名に装備具として導入。

バイクでも使える?!偏光レンズメーカーTALEXから運転手専用サングラス登場
(画像=『Moto Megane』より引用)

本導入を皮切りに、新幹線・京都丹後鉄道・井原鉄道・福井鉄道・広島高速交通・小田急電鉄…と、様々な企業の試行/導入が広がる中、裸眼やコンタクトレンズで運転する人々の視線移動と着脱動作(サングラスON/OFF)の簡略化を目指し、新モデル開発に着手した。

運転手のためのサングラス開発

TALEXサングラスは電車運転士だけではなく、トラックやバスなどの運転手にも利用者が多い。

■利用者からの声ー

「以前使っていたサングラスは視界が暗く、色合いが違って見えるので違和感があったが、TALEXサングラスは、その違和感がない。」
「掛けると視野も広がり、信号や景色が、より鮮明に見える。」
「長時間掛けていても、疲れを感じない。」

…など、レンズ越しの見え方について満足度は非常に高いことが伺える。
明るい視界でありながら、直射光の軽減はもちろん、アスファルトや雪面からの反射をカットするため、路面の情報が格段に見やすくなる。

上記使用者のほとんどは、TALEXの国内人気No1レンズカラーTRUE VIEW®(トゥルービュー)を使った感想だ。同カラーは光の三原色を忠実に再現できる偏光レンズとして世界特許を取得しており、日本人には馴染みやすいレンズだ。

バイクでも使える?!偏光レンズメーカーTALEXから運転手専用サングラス登場
(画像=『Moto Megane』より引用)

一方、フレーム形状については、それぞれの使用環境によって意見・要望があった。

電車運転士「トンネル前後の掛け外しが面倒」
バス運転手「行き先確認など乗客と対面で話す際、相手の印象が気になる」
トラック運転手「外したサングラスの置く場所を探す時、前方不注意になるので不安」

など、職務として運転する人々ならではのコメントが寄せられた。あらゆる運転手の声に耳を傾け、運転手専用サングラスは完成を目指したのだ。

運転手が望む理想のサングラスとは

長時間の運転でも快適な視界を負担なく持続できるサングラスを。
※度なし及びコンタクトレンズ着用者専用モデル

バイクでも使える?!偏光レンズメーカーTALEXから運転手専用サングラス登場
(画像=『Moto Megane』より引用)

【デザイン】
日本人の多くに似合うオーソドックスなスクエアデザインが好評のメガネ着用者向けモデルTALEXクリップオンサングラス『CLP03』。同製品のフロントデザインを踏襲し、度なし用跳ね上げ式サングラスとしてリデザイン。シンプルなラインの中に、最新の成形技術を駆使し、フロントとフレームの上部隙間を最小限に抑え、一体型のようなシルエットを実現。

【ON/OFF機構】
本サングラス最大の特徴ともいえるのが「跳ね上げ機構」。トンネルや地下駐車場といった明るい場所から暗い場所への侵入時など、瞬時に片手でON/OFFが可能。外したサングラスを持ったままのハンドル操作や、置き場所を探すために前方から視線を逸らすことがないので、ヒヤリハットを回避し、安全運転をサポート。

バイクでも使える?!偏光レンズメーカーTALEXから運転手専用サングラス登場
(画像=『Moto Megane』より引用)

【耐久性】
通常のサングラス状態から120°までアップする跳ね上げ機構の可動部。硬すぎず、且つ安定性を保つため、跳ね上がるフロント部にはナイロン素材、フレーム本体にはウルテム素材と、それぞれ硬度の違うプラスチック素材で構成。負荷を分散することで耐摩耗性と耐久性アップに成功。

【掛け心地】
機構だけではなく、快適な装着感にも妥協はない。様々な顔・カタチに適度なテンションとホールド感を実現するために、テンプルの厚みにも拘りが見える。均一ではなく、センター付近の最薄部を1.75mmに設定し、強度としなやかさを両立させた。

バイクでも使える?!偏光レンズメーカーTALEXから運転手専用サングラス登場
(画像=『Moto Megane』より引用)

また、運転時の縦振動によるズレ対策にも工夫がある。肌に接触するノーズパッド&テンプルラバーには、腕時計のベルトなどに使用される経年劣化の少ない合成ゴム(エラストマー)を採用し、程よい密着性をもたせている。さらに同パーツ内部に曲げ調整が可能なステンレス芯材を配し、個々でフィット感を高めることも可能だ。より優れた着用感が得られる。

バイクでも使える?!偏光レンズメーカーTALEXから運転手専用サングラス登場
(画像=『Moto Megane』より引用)

※カラーバリエーションは2色で発売開始予定。

プロドライバーによる検証も進行中

2022年6月に株式会社JAFメディアワークス『トランスポート事業部』にてフリップアップサングラスの試行を実施した。
トランスポート事業部は車積載車による故障車両などの搬送業務を行っており、積載車を用いてさまざまな車両搬送を行うことを主要な業務としている。搬送の依頼内容は、旅行先で故障したクルマを自宅近くの工場まで運ぶといった、長距離・長時間の乗務も珍しくない。目の疲労軽減は確実に事故の回避につながるという。

バイクでも使える?!偏光レンズメーカーTALEXから運転手専用サングラス登場
(画像=『Moto Megane』より引用)

フリップアップサングラスを使用したドライバーの声

「駐車中の座席でのタブレット入力作業などの時に、ワンタッチですぐに作業に移れる」
「日報やナビゲーション画面確認がスムーズに行うことができた」
「ちょっと手元の確認をしたい時や駐車中の座席でのタブレット入力作業などの時に、ワンタッチですぐに作業に移れるのでとても良いです。」

バイクでも使える?!偏光レンズメーカーTALEXから運転手専用サングラス登場
(画像=『Moto Megane』より引用)

プロとして運転を業務とするドライバーの声は、あらゆる業種にも広がり期待が高まっている。

リリース提供元:株式会社タレックス

提供元・Moto Megane

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