道の概要
戸田峠(へだ)から土肥峠(とい)まで、尾根伝いを走る伊豆半島を代表するスカイライン。2004年7月から無料化され、魅力はますます増した。伊豆スカイラインに比べ圧倒的に交通量が少ないので、整備された路面を快走することができる。
修善寺から県道18号(途中から虹の郷経由になる)で戸田峠に向う。途中、富士山の絶景ポイントだるま山高原レストハウスがある。戸田峠から尾根まで登るヘアピンが続いた後、達磨山あたりから開放的な景色のいい高速ワインディングになる。そして土肥峠に向って再びヘアピンを走りながら高度を下げていく。土肥峠から連続して新しくできた西天城高原道路につながり、景色はやや劣るが仁科峠までの快適な高速ワインディングロードは実に楽しい。車やバイクの交通量が伊豆スカイラインに比べて圧倒的に少ない2つの連続する道路は、伊豆半島最高のワインディングかもしれない。距離も短いので、ここは南北を往復したり、正面に富士山の見える北上ルートで伊豆半島のツーリングを締めたいところ。特に夕陽の時間帯は絶品で狙う価値はある。
天気がよければ、達磨山の南北にそれぞれ駐車場があるので、20~30分ほどで山頂に着く。少々大変だが、眼下に広がる駿河湾と富士山の大パノラマを見れば疲れも吹き飛んでしまう。また北側のガード脇の駐車場周辺はバイクをおいての写真撮影に最適な場所だ。
お薦めのシーズン
- 年間を通して四季それぞれに楽しめる。
- 冠雪した富士山を見ながら走るには路面積雪のない冬季もしくは春に、南から北へ進むルートがお薦め。