ピカチュウ加入でJ1がポケモン化!?サトシ、ゴウ、ロケット団も
(画像=湘南ベルマーレ 田中聡 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

「サトシ」や「ゴウ」もJリーグに在籍

ポケモンでは「ピカチュウ」も主役級のキャラクターだが、主人公は「サトシ」である。ポケモンマスターになるという夢を追いかける少年だ。また「サトシ」と共に行動し、すべてのポケモンをゲットすることを夢見る少年「ゴウ」も登場する。J1に在籍する同名の選手を見てみよう。

「サトシ」は、湘南ベルマーレに所属するMF田中聡だ。19歳にして湘南の中盤をつかさどる、今後への大きな期待を背負う選手である。今2022シーズン米本拓司らライバルが加わったが、主力の座は渡さず。球際の強さとハードワークを武器に、ここまで16試合に出場している。

「ゴウ」は、FC東京に所属するGK波多野豪だ。198cmという高さを持つゴールキーパーで、昨2021シーズンは主力として31試合に出場した。今シーズンはヤクブ・スウォビクにポジションを奪われここまでリーグ戦の出場はないが、現在24歳と主力級のGKとしては若い。リーグ屈指の実力を持つスウォビクから盗めるものは多いはずで、今後の成長に期待が高まる。

ピカチュウ加入でJ1がポケモン化!?サトシ、ゴウ、ロケット団も
(画像=ガンバ大阪 鈴木武蔵 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

G大阪「ムサシ」に、2人の「コジロウ」

さらにポケモンの悪役であるロケット団の一員「ムサシ」と「コジロウ」と同名の選手も存在する。

「ムサシ」は、6月30日にベルギー1部のKベールスホットVAからJリーグに復帰し、ガンバ大阪に加入したFW鈴木武蔵だ。2018年にはV・ファーレン長崎で、2019年には北海道コンサドーレ札幌で、どちらも2桁得点を記録している。2020年8月に移籍したベルギーでは出場機会は得たものの、得点で結果を残せず。とはいえスピードと186cmの高さという身体能力はなにひとつ衰えておらず、自動降格圏と勝ち点差1の16位に低迷する、G大阪を安全圏へ浮上させられるだろうか。

「コジロウ」は2人いる。1人目は北海道コンサドーレ札幌のGK中野小次郎。200cmの高さを持ち、U-18とU-19の日本代表経験を有する。法政大学に在学中の2019年には、特別指定選手としてはやくもJ1デビューを飾り、今シーズンはここまでリーグ戦5試合に出場。菅野孝憲、大谷幸輝らと競争を繰り広げている。菅野、大谷ともにベテランであり、中野は将来の守護神候補筆頭といえる存在だろう。

もう1人の「コジロウ」は、FC東京のMF安田虎士朗だ。U-15からFC東京のアカデミーでプレーする、生え抜きの選手である。2019年に2種登録選手としてトップチームへ登録され、FC東京U-23の一員としてJ3リーグ9試合に出場。プロとしては今シーズンが1年目のルーキーで、第15節の清水エスパルス戦に途中出場し、J1デビューを飾っている。

2022シーズンJ1リーグの残り12試合(一部は13もしくは14試合)で、どういったポケモンバトルがみられるだろうか。

提供元・Football Tribe Japan

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