ファーストリテイリングは7月14日に第3四半期決算(国際基準)を発表した。売上収益は1兆7651億600万円(前年比+3.9%)、営業利益2710億8400万円(同+19.0%)、親会社の所有者に帰属する四半期利益2378億3600万円(同+57.1%)で、第3四半期として過去最高になった。これをうけて、2022年8月決算に関して前回第2四半期決算発表時の予想を上方修正し、売上収益2兆2500億円(前年比+5.5%)、営業利益2900億円(+16.5%)、親会社の所有者に帰属する当期利益2500億円(同+47.2%)とした。

今回の史上最高の第3四半期決算については、すでに海外売上高が日本国内の売上高を上回るファーストリテイリングにとっては、急激に進行中の円安が円換算する際に有利に働くわけで、また6月に発表した秋冬物の一部商品の値上げも業績にはプラスに作用することになる。

文・三浦彰/提供元・SEVENTIE TWO

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