徳島県の山間の秘境「祖谷(いや)エリア」は日本三大秘境の一つともいわれ、 「かずら橋」や「大歩危峡(おおぼけきょう)」など、山々に囲まれた渓谷美を楽しむ絶景スポットが盛りだくさん!
2019年10月、少しずつ秋めいてきた祖谷エリアの自然を観光してきました!
目次
絶景とスリルを味わう!「祖谷のかずら橋」

祖谷渓で最も人気のある観光地といえば「祖谷のかずら橋」! 重さ約6トンのシラクチカズラで作られており、3年ごとに作り替えされています。 大きさは、長さ45m・幅2m・水面上の高さは14mもあり、また国指定重要有形民俗文化財にも登録されています。

ここかずら橋では渓谷の絶景はもちろん、同時にスリルも味わうことができます...! まずは遠くから眺めるかずら橋の様子。
今回は10月の最終日に訪れましたが、木々が色づいていて秋を感じる絶景です! 行楽シーズンということもあり、たくさんの人が橋を渡っている様子が見えます。
遠くからしばらく眺めていると...渡っている人達のペースがなんとなく遅い気がします。さらにみんな腰も引けているような...。恐る恐る橋の入り口まで行ってみました。

実際に近づいてみると足元は驚くほどにスカスカです。一歩一歩踏み外さないように手すりを持ちながら進みますが、つり橋のためどうしても揺れます...。高所恐怖症の方はおそらく1歩も踏み出せないと思います...。
どれだけスカスカかを写真に残そうと思いましたが、携帯を落とすのが怖くて写真を撮ることはできませんでした。
隙間から靴を落とさないように丁寧に進みました。スニーカーで渡ることをお勧めします!
真ん中を超えると少しずつ気持ちが慣れてきました。
足元ばかり見てしまいがちですが、顔を上げると周りには美しい渓谷美が広がります! 中央で携帯で自撮りをする強者もいましたよ!
大歩危峡で遊覧船に乗船!

かずら橋で絶景とスリルを楽しんだ後は、大歩危峡の遊覧船へ!
大歩危は、2億年もの時間をかけて吉野川の激流が生み出した渓谷です。大理石がそそり立つような特徴的な岩肌と、川の深い水色が織りなす景色を楽しむことができます。


両岸にはダイナミックな奇岩が次々と現れ、船頭さんがマイクを使って説明をしてくれます。
川の色は、鉱物が溶けているのか深い翠色(すいしょく)。大理石のような白い岩石と川の翠色のコントラストが美しく、まさに絶景でした!
乗船時間は約30分。ゆっくり川を下り、途中でUターンして乗船場まで戻るルートです。
