自分の近くに大きなクマが現れたら・・・と思うとゾッとしてしまいますよね。
12歳の少年・アレッサンドロくんは、イタリアのマルガ・ヌオーヴァという場所で母親とそのボーイフレンドのロリス・カリアリさんと一緒にハイキングを楽しんでいたそうです。
しかし、途中で大きなクマに遭遇したそうで、その時にとったアレッサンドロくんの行動が話題となっています。
背後に巨大なクマが出現!
アレッサンドロくんの様子を撮影していたロリスさんは、背後に大きなクマがいることに気が付き、クマを刺激しないように大きな声を出したり、走り出したりしないようにと注意を促します。
音を出さないよう、ゆっくりとした動きで静かに降りてくるアレッサンドロくん。それでも背後にいるクマの動向はやっぱり気になります。
クマもゆっくりとついてきているような・・・
途中、アレッサンドロくんは恐怖からか少し声を出してしまいますが、ロリスさんは落ち着くように声をかけます。
ずっとこちらを見つめるクマ。この光景だけでも、緊迫感が伝わってきます。
しかしロリスさんのアドバイスが功を奏したか、どうやらクマはアレッサンドロくんの後をついていくことを止めたようです。
そして奇跡的にアレッサンドロくんはロリスさんたちの元へと戻ってくることができました。
冷静な対応でリスクを回避
クマは人間が声を出したり、いきなり走り出したりすることで驚き興奮してしまう可能性があるといい、言葉を発することなくゆっくりと降りてきた行動はクマを刺激しなくて済んだと考えられています。
もしも自分が同じ場面に遭遇したら、このように行動できていたか分かりません。ロリスさんとアレッサンドロくんはパニックになることなく終始冷静に対応し、素晴らしかったと思います。