東京・笹塚にある「天空のアジト マルシンスパ」は、開業から36年を迎え、リニューアル工事を行う。リニューアルオープンは7月30日(土)9時を予定している。
ビルの上階からの景色とともに、リラックスタイムを楽しもう。
北欧産木材×日本の伝統技法で、サウナ室を全面リニューアル
マルシンスパは、渋谷区笹塚で営業している男性専用サウナ施設。
今回のリニューアルでは、エストニア発のサウナ企業「totonoü」のプロデュース・設計・施工のもと、本施設が提供したい「心と体を解き放つ“男の隠れ家”天空のアジト」というコンセプトにさらに近づけるため、サウナ室の全面改装を中心とした複数のプロジェクトを進行する予定だという。
9年ぶりのリニューアル!
マルシンスパは1986年にオープン以来、36年にわたって東京・笹塚でサウナを運営している。2014年の大幅リニューアルからは9周年を迎えようとしている。
日本全国からサウナ愛好家が訪れる人気のサウナだが、一方で混雑が恒常的に発生しており、ベンチや背もたれ等の劣化も課題となっていた。そのため、北欧産のサウナ資材を取り扱う「totonoü」に相談、今回のリニューアル工事に至ったという。
様々なスタイルで楽しめるサウナ
好評の旧サウナ室のデザインやIKIストーブ、そして隠れファンの多い入口側のリクライニングベンチはそのままに、メインのベンチをL字型に改良し、ゆったり座れるスペースを最大限確保。
また、アウフグースイベント等で多くの人が熱波を楽しめるよう、ストーブ前には「腰掛けベンチ」を、入り口すぐには「立ちベンチ」を新設。様々なスタイルでサウナが楽しめる。
そして、ロウリュをより快適にするために、給気口を新設。マルシンスパの文化でもある「セルフロウリュ」で、バージョンアップした蒸気を満喫することが可能となった。
日本伝統技法でエストニア産のマツを加工
内装には、北欧のサウナ大国・エストニア産のパイン材(マツ)を使用。日本の伝統技法「焼杉工法」で表面を焼き、さらに磨きをかけることで、旧サウナ室の落ち着いた雰囲気を再現。
ベンチには北欧発の技術「サーモ加工」が施されたサーモウッドを使用することで、木材の豊かな香りと耐久性の双方を追求した。
ゆっくりサウナが楽しめる、2時間と4時間のプラン
本施設では、これまでショートコースを90分としていたが、サウナ・水風呂・外気浴を3セット楽しむ人が多くを占める中で、90分という時間は少し忙しないという声があった。今回の改訂においては、時間を気にせずゆっくりサウナを楽しめるよう、ショートプランを2時間、ロングプランを4時間へと変更する。
また、料金も、なるべく気軽にサウナに足を運べるように平日は昼プランと夜プランを設定。平日のショートプランは1,800円から、ロングプランは2,200円から楽しめる。
今回のサウナの改装と並行して、本施設のコンセプトである「天空のアジト」「男の隠れ家」をより追求するための新規プロジェクトが進行中。詳細は7月下旬に発表予定となる。
生まれ変わった「天空のアジト」が楽しみだ。
マルシンスパ
休業期間:7月18日(月) 23時 〜 7月29日(金)
リニューアルオープン:7月30日(土)9時(予定)
所在地:東京都渋谷区笹塚1-58-6 マルシンビル10F
※表示価格は税込
※画像は3Dイメージ。実際のサウナ室とは一部異なる点あり
文・田原昌/提供元・IGNITE
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