数年前に食通の間で噂になり、今やテレビなどでも見かけることが増えたビャンビャン麺(またはビャオビャオ麺)。中国・西安の料理で、日本の「ほうとう」より幅の広い麺を使うのが特徴だ。そんなビャンビャン麺を家庭で味わえるインスタント版をカルディで発見! その調理方や味わいをお伝えしよう。

カルディの「ビャンビャン麺」に旨辛肉みそをトッピング その結果……
(画像=カルディの旨辛肉みそをトッピングした「ビャンビャン麺」、『BCN+R』より引用)

パッケージには「ビャンビャン麺」と漢字で書かれている。価格は2人前で449円。袋を開けると、幅広いながらも薄い、ちょっとラザニアの乾燥パスタにも似た麺が登場。火を通しやすくしているのか、うどんくらいのサイズで溝が掘られている。あとはスープの調味料がついているだけ。何やら素朴な雰囲気だ。

カルディの「ビャンビャン麺」に旨辛肉みそをトッピング その結果……
(画像=キャメル珈琲「ビャンビャン麺 花椒オイスターソース味」、『BCN+R』より引用)

一人前に対して水2リットルを沸かす、とのことだが、自宅にある鍋は最大1リットルのため、若干不安になりながらお湯に麺を入れていく。というか、もし2人前作ったら4リットル? ラグビー部の合宿じゃないんだからそんな巨鍋あるかい! とグチをこぼす。麺は、一本一本というか一枚一枚入れないと、くっついてしまうらしい。ちょっと面倒だけど、ここは丁寧にやっておこう。

ゆっくりまぜながら、白くて平たくて、妖怪の一反木綿(いったんもめん)みたい、とか思っているうちに、最初に入れた麺はもう柔らかくなりはじめている。まぜている手の感覚が新鮮で、何を作っているのか分からない不思議な感覚に。ちょっと汚いけど、柔道の帯を洗濯しているのに近い気もする(柔道の帯を洗濯した事はないが)。

カルディの「ビャンビャン麺」に旨辛肉みそをトッピング その結果……
(画像=麺は真っ白で、かなり幅広。これを茹でると、すぐに柔らかくなる、『BCN+R』より引用)

10分程度茹でると麺が結構やわらかくなるので、ざるにあげて水分をしっかり切り、皿に盛り付ける。んー、まだ麺類には到底見えない。またまた良くない表現だが、包帯とかガーゼを皿に乗せたような感じだ。ということで、液体スープをかけてしっかり混ぜると、ほうほう、ちょっと食べ物らしくなってきた。ただ、麺がツルツルして箸で掴みづらく、落とすとブルンと暴れてスープがめちゃ飛び散る。白い服はご法度です。

カルディの「ビャンビャン麺」に旨辛肉みそをトッピング その結果……
(画像=茹で上がった麺に液体スープをかけた状態、『BCN+R』より引用)

では、なんとか箸で掴んですするというかアムアムと食べてみると、ほほー!ビジュアルからの予想と反して、こりゃ美味い! 花椒の痺れる辛さと旨味たっぷりのオイスターソースがベストマッチでかなりいい感じ。汗が出るほど辛くもないし、ソースのコクが麺をコーディングして、アムアム進む! ビャンビャン麺の食感も、もちもちツルツルで、なんとも楽しい気持ちになる。ただ見た目が少し寂しいので、さっそくカルディで一緒に買った「四川風旨辛肉みそ」を豪快にオン!すると…。

カルディの「ビャンビャン麺」に旨辛肉みそをトッピング その結果……
(画像=風土食房「四川風旨辛肉みそ」415円、『BCN+R』より引用)

こ、これは、ぜんぜん合わない! 味の強いものの上に、味の強いものをガンガン乗せたわけだから、当たり前だ。白いご飯に乗せて食べるための旨辛調味料なので、当然味が濃すぎてトホホな結末に。もっとビャンビャン麺だけをしっかりと楽しんで、最後にちょい乗せすればよかった。写真の見栄えを気にしてしまったのが敗因。映え写真はインスタグラマーにでも任せておけばよかった、と反省の嵐。

カルディの「ビャンビャン麺」に旨辛肉みそをトッピング その結果……
(画像=旨辛肉みそ+びビャンビャン麺、『BCN+R』より引用)

シンプルなビャンビャン麺はかなり美味かったが、これはこれで人に出すと微妙な空気になりそうなビジュアル。あっさり味のひき肉や刻みネギ、メンマくらいをオンするのがよさそうだ。もう1人前残っているので、今度は絶対失敗しないかんね! あと服にタレを絶対飛ばさないかんね!(エフェクト・山葉のぶゆき)

提供元・BCN+R

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