日本人選手獲得は?STVV監督が補強示唆。元神戸・森岡亮太関連の言及も
(画像=細谷真大 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 元日本代表MF香川真司(33)らを擁するシント=トロイデンVV(STVV)は、柏レイソル所属FW細谷真大(20)や横浜FC所属FW小川航基(24)、シャルルロワSC所属のMF森岡亮太(31)を獲得する可能性が報じられている。その中、STVVのベルント・ホラーバッハ監督は新戦力獲得の見通しに言及した。17日、ベルギー国内テレビ局『TV Limburg』が伝えている。

 STVVは昨季終了後、FW原大智(23)やFWジョアン・クラウス(25)、コンゴ民主共和国代表FWネルソン・バロンゴ(23)など複数選手の退団を発表。ドイツ3部インゴルシュタットからFWファティ・カヤ(22)やFWジャンニ・ブルーノ(30)を獲得しているものの、攻撃陣の選手層に不安を抱えながらプレシーズントレーニングを消化している。

 またベルギーメディア『VOETBAL』は先月、STVVの新戦力候補として細谷真大と小川航基の名前を列挙。さらに『TV Limburg』は今月17日、MFクリスティアン・ブリュス(33)に退団の可能性があり、後釜として森岡亮太を獲得候補にリストアップしていると伝えていた。

 その中、STVVのホラーバッハ監督が『TV Limburg』のインタビューで「まだチーム全体が完成したわけではないが、最も大きな課題はすでに解決している」とコメント。

 その上で「もし(新戦力獲得の)チャンスがあれば、必ずつかみにいく。ただその時は、クラブの財政状況に見合ったものでなければならない」と、さらなる補強に乗り出す可能性があることを明かした。

 そのSTVVは、ブリュスとの契約更新に関して問題を抱えていると報じられている。これについてホラーバッハ監督は「私にとっては、何の騒ぎもない。クリスティアンが私のオフィスにやってきて、そこで話をした、それだけだ。彼は我々にとって重要な選手だ」と報道内容を一蹴している。

 なおSTVVの立石敬之CEO(最高経営責任者)は新ユニフォーム発表会の際、今夏の移籍期間における日本人選手獲得に前向きな姿勢を見せている。ブリュスの去就、そしてSTVV幹部の動向に引き続き注目が集まる。

提供元・Football Tribe Japan

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