
かつてヴィッセル神戸でプレーしていたMF森岡亮太(31)は、シャルルロワSCからシント=トロイデンVV(STVV)へ移籍する可能性があるようだ。16日、ベルギー国内テレビ局『TV Limburg』が伝えている。
森岡亮太は2019年1月、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の強豪アンデルレヒトからシャルルロワSCへ移籍。加入1年目からレギュラーに定着すると、2021/22シーズンもレギュラーシーズン全34試合中27試合に先発出場して4ゴール10アシストをマーク。リーグ5位~8位の4クラブによるプレーオフでも6試合中5試合に先発出場して4アシストをあげるなど、主力選手として活躍していた。
そんな森岡亮太は昨年10月、シャルルロワSCと2024年6月まで延長。しかしベルギー紙『LE SOIR』が今年5月、同選手の去就について「モリオカは契約を延長したばかりとはいえ、カタールワールドカップ出場を夢見ており、シャルルロワか他クラブで自分のキャリアを前進させたいと考えている」と見解を述べていた。
『TV Limburg』の報道によると、STVVはMFクリスティアン・ブリュス(33)に退団の可能性があり、後釜として森岡亮太を獲得候補にリストアップしているとのこと。ブリュスはプレシーズントレーニングに参加しているほか、練習試合にも出場しているが、スタンダール・リエージュ移籍が噂されている。
また『TV Limburg』は「もしブリュスがSTVVを去り、クラブがモリオカ獲得の可能性を考慮するならば、ベルント・ホラーバッハ監督はモリオカとカガワ(香川真司)による日本人選手の中盤を構成することが可能になる」と主張している。
その中、STVVのアンドレ・ピントSD(スポーツディレクター)はベルギー国内メディアのインタビューで「(ブリュスに対して)オファーを提示しているクラブはひとつもない。我々の主な目標は彼を引き留めることだ」とコメント。
森岡亮太獲得の可能性を問われると「モリオカは素晴らしい選手だが、彼とは話をしていない。彼はシャルルロワの選手だ。もし彼と契約を結びたいのであれば、まず彼の所属クラブと合意しなければならない」と、現時点で同選手獲得にむけて動いていないことを明かした。
なおSTVVの立石敬之CEO(最高経営責任者)は新ユニフォーム発表会の際、今夏の移籍期間における日本人選手獲得に前向きな姿勢を見せている。柏レイソル所属FW細谷真大(20)や横浜FC所属FW小川航基(24)の獲得、さらにはFW原大智(23)再加入が噂される中、森岡亮太の動向にも注目が集まる。
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