広島県福山市の「鞆の浦(とものうら)」は、昔懐かしい港町の風景がひろがり、近年数多くの映画やドラマの舞台にもなっている人気の観光地です。
目の前に広がる穏やかな瀬戸内海の景色はまさに絶景!穏やかな時間が流れる鞆の浦で、のんびり散歩を楽しんできました!
目次
鞆の浦のシンボル「常夜燈」
瀬戸内の絶景を堪能!「福禅寺 対潮楼」
風光明媚な港町で、是非癒しのひと時を!
鞆の浦のシンボル「常夜燈」

鞆の浦のシンボルともいえるのが「常夜燈(じょうやとう)」。 灯台として1859年に建てられたもので、海中部分まで含めると高さは10m以上。港の常夜燈としては日本一です。港町の中でひときわ目立つ存在となっています。
石造りの常夜灯は、商人たちでにぎわう港町を照らし、海上の安全を支えてきました。 夕刻になり、灯がともった姿も情趣があります。

常夜燈を眺め、鞆の浦らしい景色を楽しんだ後は、次の目的地まで街並みを散策です。
細い路地に入ると、そこはまるで江戸時代のよう!幕末から昭和初期にかけての古い町並みが広範囲にわたって残っていて、石畳の街を歩くだけでわくわくします!
おしゃれなカフェやお店を覗いていると、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
瀬戸内の絶景を堪能!「福禅寺 対潮楼」

常夜燈から5分程歩き、少し高台にのぼると「福禅寺 対潮楼(ふくぜんじ たいちょうろう)」に到着です。
江戸時代の1690年ごろに創建された建物で、開け放たれた座敷からは穏やかな瀬戸内海に浮かぶ島々を見渡す絶景が広がります! 窓枠がちょうど額縁となり、その景色は一枚の絵を見ているかのような美しさです。

大きな額で「日東第一形勝」の文字が飾られています。 この言葉は1711年、朝鮮からきた李邦彦の言葉です。
対潮楼は、江戸時代朝鮮通信使が寄港した際に来賓館として使われていました。 朝鮮通信使の従事官として訪れた李は、ここからの眺めを朝鮮より東で一番美しい景勝地だと賞賛し、「日東第一形勝」と呼んだのです。
風光明媚な港町で、是非癒しのひと時を!

風光明媚で穏やかな景色が広がる鞆の浦。今回は日帰りでの散策でしたが、夜の港町の風景も人気があるそう。次回は鞆の浦の宿に泊まり、じっくりと鞆の浦の空気を楽しみたいと思います。
美しい景色はもちろん、おしゃれなカフェやお店も多いエリアですので女子旅にもおすすめです! 是非、港町鞆の浦で癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

文・写真・さくはな/提供元・たびこふれ
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