札幌市には色々な場所に銅像があります。本州に比べ古い歴史がある町ではないので、明治以降に札幌市の発展に尽力した人物の銅像が多いようです。 いくつか札幌市にある銅像をご紹介します。
目次
1 さっぽろ羊ケ丘展望台 クラーク博士
2 北海道神宮 島義勇
1 さっぽろ羊ケ丘展望台 クラーク博士
一番有名なのはクラーク博士の銅像だと思います。ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ、大志を抱け)の言葉は北海道に住む方は皆知っていると思います。
さっぽろ羊ケ丘展望台に右手を上げる大きな銅像があり、こちらもお馴染みです。クラーク博士は1876年(明治9年)に札幌農学校(現北海道大学)の初代教頭として招かれ、北海道開拓の指導者を数多く養成しました。
その功績によりボーイズ・ビー・アンビシャスという言葉とともに銅像が建てられ、今では北海道を代表する観光スポットになっています。
ちなみに、クラーク博士の銅像は北海道大学にもあり、そちらが有名でしたが大学構内に観光客が多く訪れることを懸念して、さっぽろ羊ケ丘展望台に銅像を建てたそうです。

(画像=『北海道そらマガジン』より 引用)
2 北海道神宮 島義勇
北海道開拓の父と呼ばれる島義勇は1869年(明治2年)に札幌にやってきました。開拓判官に就任し「札幌を世界一の都市にする」という目標を掲げ札幌市の開拓、発展に大きく寄与しました。
北海道神宮に大きな銅像があり、多くの方が訪れています。北海道神宮の境内にある六花亭では「判官さま」というお饅頭が売られています。
ちなみに、札幌市役所にも島義勇の銅像があり、北海道神宮の方を向いています。

(画像=『北海道そらマガジン』より 引用)