突然ですがおみくじってお好きですか?
私は、その内容を信じるとかよりも「何が書いてあるのかな」というドキドキする高揚感が好きです。
そんな心高ぶるおみくじが阿蘇神社門前町商店街にあったのでご紹介します。
阿蘇神社門前町商店街の中にある

久しぶりにやってきました阿蘇神社門前町商店街。車でお越しの方は阿蘇神社駐車場を利用するといいでしょう。
様々なお店が立ち並ぶこの商店街ですから、歩くだけでも楽しい時間を過ごせます。

テクテク歩いていると歩道横に「御神水おみくじ」って看板が現れるので、そこで歩みを止めてみましょう。目的地はここです。

阿蘇神社門前商店街は、全国的にも珍しい横参道であること、そして「水基」があることが大きな特徴。
水基とは水飲み場という造語なんですが、それぞれの水基に名称がついているのです。ここは「文豪の水」。
この水飲んだら私もきっと文豪になれるはず。
期待に胸が膨らみます。

いや、胸膨らませてる場合じゃありません。私はおみくじをひきにきたのです。
早速おみくじを購入するため丹波屋へ行ってみましょう。
かなり便利なおみくじ

店内に入って正面に鎮座しているのが大量の手ぬぐい。
この手ぬぐいにおみくじが引っ付いています。

なるほどなるほど。文豪理解できました。
「お好きな柄を選んでくださいね」って事でしたのでなんだかめでたい柄を選びました。

さっそく紐解いてみましょう。

太陽に透かせてみたのですが何も文字は見えず。これは楽しみ。

「文豪になれますか?」と心の中で願いながら…
さあなんと出る!!!!

ん?

「目的がはっきりしとるなら方法は無限大ばい」
…なんか分かるようで分からんばい!!
いや思い出そう。ここは文豪の水。そんな教科書のように分かりやすくハッキリと記載されているなんておこがましいのではないか。
この抽象的な文章を読み解く力、それこそが文豪になれるか否かの分かれ道なのでしょう。

水に強い素材なので、濡れていても結ぶときにビリっと破れたりしません。
またおみくじと手ぬぐいをくっつけていた麻紐もいい仕事をしてくれました。濡れた手は購入したばかりの手ぬぐいでぬぐえば問題なし。結構至れり尽くせりなおみくじです。