清水移籍秒読みに!ピカチュウが退団明言。ラストマッチでキャプテン務める
(画像=ヤーゴ・ピカチュウ 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは、ブラジル1部フォルタレーザECに所属するブラジル人MFヤーゴ・ピカチュウ(30)の獲得がほぼ確実とみられている。その中、ピカチュウはフォルタレーザECでのラストマッチを終えて、ファンに別れを告げた。13日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 身長168cmのピカチュウは、ブラジル2部ヴァスコ・ダ・ガマで現清水エスパルス監督のゼ・リカルド氏から指導を受けると、昨年3月にヴァスコ・ダ・ガマからフォルタレーザECへ移籍。今季はここまでリーグ戦16試合中13試合で先発出場しているほか、リーグ戦以外の各コンペティションでもほぼ全試合にスタメン出場し2桁ゴールをマーク。中心選手としてチームをけん引していたが、今月7日になって清水エスパルス移籍が確実と報じられている。

 またブラジルメディア『Futebol Cearense』は今月11日、同選手が日本渡航に必要な書類の最終手続きを行っているほか、13日開催のコパ・ド・ブラジル(ブラジル国内カップ戦)ラウンド16の2ndレグ・セアラーSC戦がフォルタレーザECでのラストマッチになると伝えていた。

 そのセアラーSC戦でピカチュウはキャプテンマークを巻いてフル出場。フォルタレーザECは0-1で敗れたが、1stレグで2-0と勝利していたため準々決勝進出を決めている。

 そして試合後には『グローボ』のインタビューで、セアラーSC戦を最後にフォルタレーザECを退団することを明言。その上で「この1年半で築き上げた良いもの、達成した成果、目標、主にクラブをリベルタドーレス(を決勝トーナメント進出)に導いたことは、これからもつねに心に留めておくつもりだよ」とコメントを残した。

 ブラジル紙『O DIA』は先週末、清水エスパルスがフォルタレーザECに対して契約解除金満額の100万ドル(約1億4000万円)を支払う意向を伝えたと報道。選手サイドとは年俸900万レアル(約2億3300万円)の2年半契約で合意に達したと伝えている。

 ピカチュウ本人はフォルタレーザEC退団を明言しているだけに、まもなく清水エスパルス移籍が正式決定するとみられる。

提供元・Football Tribe Japan

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