Emberなら常に適温、50℃が夏の最適解
ここまでのデータから考えると、夏場でも特別な場合を除き冷たい飲料を控える→温かいものを飲むのが良い、という噂は本当のようだ。体温になるべく近い飲み物を飲めば胃にも優しいし、不用意に体温を上げることも避けられる。Ember Mug2では50℃~62.5℃の範囲で温度を設定できるが、夏場のおすすめは最低温度の50℃だ。これなら口をつけた際も熱さは感じず「温かい」程度。口から胃に到達する頃には人肌くらいの温度に下がっている。夏場に冷房が効いた室内にいるのであればこの温度が体の冷えすぎにも効果的なので試してほしい。

温度設定をすると量に関わらずかなり正確に温度を保ってくれる
50℃~62.5℃と聞くと範囲が狭く感じる方がいるかもしれないが実際は十分だ。その差は体感でかなり大きく、62.5℃だと熱くてなかなか飲めないほど。冬場は熱めが美味しいと感じるだろうが前述したような弊害もあるのでアプリ上にある飲み物別おすすめの温度を参考にしながら調整してほしい。
温度が一定なのはストレスレス、仕事効率にも影響大
仕事のお供にハンドドリップでお気に入りのコーヒーを淹れている読者も少なくないと思うが、Ember Mug2を使ってその快適さに慣れると冷めたコーヒーが意外とストレスだったことに気付く。心理面の研究で温かいものを触ると心理的にも優しい状態になる、という結果もあるので、温度管理は仕事上の人間関係にも良い影響を与えるかもしれない。

価格には躊躇するがパッケージや機能性はレベルが高く十分満足できる
都市伝説かのように思える「夏場も温かい飲み物説」だったが、調べてみると事実の部分が大きいようだ。食と温度は体にダイレクトに影響するので、正しく理解して活用してみてほしい。(ROSETTA・木村ヒデノリ)
■Profile
木村ヒデノリ
ROSETTA株式会社CEO/Art Director、スマートホームbento(ベントー)ブランドディレクター、IoTエバンジェリスト。
普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。
提供元・BCN+R
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