樋合漁港(熊本県上天草市)の小アジが好調だ。短時間で数が望めることから、夕涼みを兼ねた釣り人たちも多い。6月21日に釣行した時の様子をリポートする。

釣期

樋合港の小アジは夏から秋がシーズン。サビキ釣りで狙うのが一般的な釣り方だ。序盤は5~7cmの豆アジサイズだが、〝鈴なり〟に掛かる。その後は、ひと潮ごとにサイズアップし、秋ごろには15cmほどになるものの、数は減っていく。

1時間の堤防サビキ釣りで小アジ50匹 夜は白色のサビキがアタリ?
(画像=樋合港位置図(作図:TSURINEWSライター松田正記)、『TSURINEWS』より 引用)

サビキは白

当日は午後10時すぎに到着。先客の邪魔にならないよう、少し離れた場所に釣り座を構えた。ちなみに先客は地元の女性で、この時点で釣果は20匹ほど。「釣り始めから1時間経つものの、群れが小さくて数が出ない」と言う。

少し不安もあったが、釣りの準備に取りかかった。まきエサは赤アミにパン粉を混ぜ、サビキはウキウキ波止釣りアジサビキのハゲ皮玉付を選択。このサビキを選んだ理由は夜釣りの場合、一般的なピンクよりも白いハゲ皮系のほうが食いもいいため。太陽の光りがなくても、海中で妖しく光ってアピールすると言われている。

1時間の堤防サビキ釣りで小アジ50匹 夜は白色のサビキがアタリ?
(画像=当日のタックル(作図:TSURINEWSライター松田正記)、『TSURINEWS』より 引用)