いまだかつてないほど盛り上がりを見せているラーメン二郎。コンビニでも二郎にインスパイアされた商品が続々と発売されている。もちろん、コンビニ三大チェーンのひとつであるファミマも例外ではない。先日ファミマに立ち寄ってみると明らかにラーメン二郎を意識したであろうチルド麺を発見したため購入してみた。結論からいうと「うまいが惜しかった」。この記事ではファミマにもう少し頑張ってほしい点について、エールを送ってみる。

スープをもっと暴力的に……!辛ネギは相性抜群の新境地

こちらがファミマで発売されている「満腹大盛りにんにく醤油ラーメン(税込550円)」。

麺料はなんと300gと本家二郎に迫る勢いだ。
 

(画像=オトナライフより引用)

 
レンジアップ後の写真がこちら。ビジュアル的には色味のバランスもよく食欲をそそる。それでは早速実食していこう。
 

(画像=オトナライフより引用)

麺は他メディアの口コミにもあったように「ほぼうどん」であった。ラーメンっぽさはあまりない。小麦風味の色付き固茹でうどん、そんなネーミングがしっくりくる。味はおいしいため、これはこれでアリだろう。
 

(画像=オトナライフより引用)

 
次はスープ。まったりとした豚骨醤油味で、おいしいものの本家ほどの破壊力はない。万人向けである。個人的にはせっかく二郎系を発売するのであれば、もっとジャンクで暴力的な味にすべきだとつよく思う。それだけに少し残念であった。
 

(画像=オトナライフより引用)

 
チャーシューはチルド麺とは思えないほどクオリティが高く及第点。この辺りはカップ麺の二郎系商品とは一線を画している。
 

(画像=オトナライフより引用)

 
本家にはないがとてもよかったと思ったのが、こちらの辛ネギ。

二郎と辛ネギの相性がここまでいいとは……!正直驚いた。全国の二郎でデフォルトのトッピングにしてほしいくらいだ。やるな、ファミマ。
 

(画像=オトナライフより引用)

 
ニンニクは本家に比べるとかなり大人しめ。個人的にはこの2倍、いや3倍は量がほしいところだ。
 

(画像=オトナライフより引用)

 
ちなみに野菜はキャベツ率がやや高め。味はついていない。
 

(画像=オトナライフより引用)

 
完食。個人的にはスープの出来が唯一の気がかりだった。

レベル高し。あとはスープの改善を求む

正直、チルド麺でここまでのクオリティがあれば十分だろう。

ただ、本家大好き人間としてはどうしてももっとジャンクな味を求めてしまう。特にスープはもっと醤油やニンニクをきかせ、背脂を投入してもいいのではないだろうか。

原価の問題、ターゲット層の問題など色々難しいとは思うが、ファミマの商品開発に携わっている方々には、ぜひもっとジャンクな味を目指してほしい。そう切に願う。
 
文・ミヤモトマサシ/提供元・オトナライフ

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