目次
3. 尾瀬ヶ原の混雑情報
4. 尾瀬のマナーと尾瀬ヶ原の基本情報
3. 尾瀬ヶ原の混雑情報

尾瀬ヶ原のハイシーズンは大きく分けて3つ。まずは水芭蕉が見頃を迎える5月下旬~梅雨入り前の6月中旬頃、次にニッコウキスゲが見頃を迎える7月の3連休あたりから下旬頃、最後に、草紅葉やブナの黄葉が色づく9月下旬から10月上旬です。

山小屋での1泊プランも人気があるため、特に水芭蕉のハイシーズンはとにかく人・人・人!もし混雑を避けたかったら、平日あるいはピーク時期にかかる前後をねらうと良さそうです。
4. 尾瀬のマナーと尾瀬ヶ原の基本情報
四季折々に移り変わる景色、そこに息づくさまざまな動植物など美しい尾瀬の自然や景観。その生態系を長きに渡って守るため、国立公園として、特別天然記念物として、さらにラムサール条約登録湿地として指定され、その環境を保護しています。

そんな尾瀬においてわたしたちハイカーや登山客が守るべきルールやマナーとは以下の通り。
① 湿原には入らない・・・足を踏み入れたり、三脚立てたりするのもNG
② 動植物の採集はしない・・・とっていいのは写真だけ
③ ゴミは持ち帰り・・・ゴミのポイ捨て、だめ、ゼッタイ
④ ペットは持ち込まない・・・伝染病予防などのため。ケージでの持ち込みもNG
⑤ 移入植物の侵入を防ぐ・・・入山口にあるマットでしっかり靴底の泥を落とすこと
⑥ 木道や登山道から外れない・・・譲り合うこと、また木道は右側通行
⑦ 公衆トイレを正しく利用・・・維持管理費の協力金 (チップ) 用に小銭用意
⑧ キャンプは指定された場所で・・・指定地以外での幕営はNG
⑨ 焚き火は禁止・・・携帯用コンロはOK、ただし安全第一で
⑩ 池にお金を投げ入れない・・・投げ入れるなら募金箱へ
⑪ 登山には携帯トイレを持参・・・至仏山、燧ヶ岳登山者は必携
⑫ ストックの先端にはキャップを・・・ついていいのはため息と優しいウソ
⑬ 登山向きの服装で・・・想像以上に冷えるため防寒具は必携。
そして滑りにくいシューズ。万一の天候の急変に備えレインウェアなどの雨具も必要
ルールやマナーを正しく守って、みんなで気持ちよく尾瀬を楽しみたいですよね!
尾瀬ヶ原の基本情報
- 住所:群馬県利根郡片品村戸倉字中原山
- シーズン:4月下旬~10月末(11月から4月下旬までは雪山シーズンで通行止めも)
- 駐車場
・尾瀬第一駐車場:280台(マイカー)1,000円/24時間 ※二輪車無料
・尾瀬第二駐車場:250台(マイカー)1,000円/24時間 ※二輪車無料
・スノーパーク尾瀬戸倉駐車場:500台(大型車、マイクロバス)1,000円/1時間以内、4,000円/日
・鳩待峠駐車場:50台(マイカー、マイクロバス)、マイカーは2,500円/日、マイクロバスは3,500円/日、二輪車は500円/日
※ただし5月中旬から10月上旬までマイカー規制のため許可車両以外の進入禁止 - 車でのアクセス:関越自動車道沼田インターチェンジから国道120号線、401号線を経て戸倉の各駐車場へ。
※所要約50分 - 電車のアクセス:JR上毛高原駅あるいはJR上越線沼田駅下車。上毛高原駅からは2番乗り場から、沼田駅からは1番乗り場から鳩待峠行バス連絡所行に乗車。
※上毛高原駅からは約2時間、沼田駅からは約1時間半
【群馬一口メモ】
群馬には尾瀬ヶ原以外にもさまざまな観光スポットがあります。尾瀬ヶ原から近い吹割の滝や老神温泉など、さまざまな観光スポットがあります。下記でその観光スポットを効率よくまわれる格安ツアーからちょっとリッチなツアーまで、たくさんのツアーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。ひとりや恋人、友人、家族だけで旅行を楽しみたい方はお得かつ手続きがとっても楽なフリープランもおすすめです。
<日数と費用>(関東発目安)
●旅行日数:2~4日間
●ツアー費用:19,000円~118,000円
文・写真・かわいまゆみ/提供元・たびこふれ
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