釣り方とエサ
袋のため池での釣り方とエサを紹介しよう。

宙釣り
竿8~11尺で、タナはカッツケ~底チョイ切りまで。エサは両ダンゴがメイン。ジャミが多いので、それをどうさばくかがカギ。
エサを持たせるとジャミがしつこく攻撃するので、開かせてジャミを散らし、エサの芯をヘラに食わせるイメージがいい。エサをぶら下げて待つよりも、ハリスを長めにしてナジミ際のアタリを追いかけると数・型ともによくなる。
ダンゴが決まらない時はトロ巻きや角麸セットがオススメ。トロ巻きのバラケはダンゴの流用でも構かまわないが、ジャミがうるさい時はより開かせる。角麸ならボソッ気のあるバラケがいい。水深が浅いので、ハリス段差は狭めで下ハリスは30~40cmほど。
底釣り
竿8~11尺でエサは両ダンゴ。宙釣りと違って、開かず持つエサで明確なアタリを狙う。ジャミアタリも出るが、ヘラなら強いアタリを出してくれるはずだ。
広大な池なので流れが出やすい。その場合はライトドボンがいい。エサは両ダンゴまたは角麸セットの、いわゆるドボカメが面白い。
魚が手前に居着いているので、宙・底ともに長竿は不要。沖め狙いだと、かえって魚影が薄くなる。
<週刊へらニュース APC・中村直樹 /TSURINEWS編>
▼この釣り場について
袋のため池
入釣料:無料。またぎスタイルの人は釣り台用意。
この記事は『週刊へらニュース』2021年7月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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