【当時の意匠を再現しつつ手ごろな価格を実現】

時計業界でも、絶大な人気を誇るミリタリーウオッチ。作戦遂行にあたって、様々な環境下での使用を想定し、強度と機能性を突き詰めた点や、実際に戦場で使用されていたという歴史的な側面が、現在も多くの愛好家を引きつけている理由だ。
そして、そんな魅力あふれる往年の名作ミリタリーウオッチの数々を現代に復刻しているのが、モントルロロイである。同ブランドでは、各国の軍用時計に焦点を当て、当時のデザインを忠実に再現しながも、手ごろな価格で、使いやすくクオリティの高い復刻モデルを数多く手がけている。オリジナルを持つ人にも普段使いとして使用して欲しいというのが同ブランドのコンセプトだ。そんな同ブランドが今回復刻させたのが、アメリカ陸軍航空部隊が第2次世界大戦の際に使用した名作ポケットウオッチ“AN5740”。

AN 5740

【クラウドファンディング開催中】アメリカ軍が使用していた名作ミリタリーポケットウオッチを現代に復刻!
(画像=■(右)Ref. AN5740 24H Black dial。(左)Ref. AN5740 24H Night and Day。ともに真鍮ケース&レザーストラップ。ケース径46mm。3気圧防水。クォーツ。4万1800円,『Watch LIFE NEWS』より引用)

諸説あるが、Ref.AN5740 24H Night and Day文字盤に刻まれたB・J・Bは“ベルリン・ジャパン・ボマー”という戦略爆撃隊に由来するともいわれている。

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(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

そういった、当時の意匠をしっかりと再現しながらも、46㎜径にダウンサイジングされているなど、リストウオッチとして使用できるサイズ感を実現していることからも、こだわりがうかがえる。

同モデルは現在クラウドファンディングサイト“Makuake”にて先行割引販売を行っているため、気になる人はチェックすることをおすすめする。

【オリジナルモデルをチェック!】

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(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

こちらは老舗のミリタリーショップである中田商店が所持している、今回のモデルのデザインコンセプトとなったオリジナルのポケットウオッチだ。オリジナルと比較することで、文字盤やリューズ部分など、本モデルがいかにしっかりと当時のデザインを踏襲しているかが理解できるだろう。サイズはオリジナルのほうが5mmほど大きい

【高いオリジナル再現度が魅力】

【クラウドファンディング開催中】アメリカ軍が使用していた名作ミリタリーポケットウオッチを現代に復刻!
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

リストウオッチとして使用する際に固定していたカバーを外して、チェーンを取り付ければ、オリジナルと同様にポケットウオッチとして使用することができる。当時の雰囲気をしっかりと再現した懐中時計として楽しめる。いつもと違った魅力が味わえるというのも大きな特徴のひとつ。文字盤に刻まれたG.C.Tはグリニッジシビルタイム(グリニッジ標準時)の略である。

【バリエーション】

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(画像=■(左)Ref.AN5740 12H White dial。(右)Ref.AN5740 12H Black dial。各3万9600円、『Watch LIFE NEWS』より引用)

12時間文字盤を採用したモデルも用意。24時間モデルと比べると、すっきりとしたデザインが印象的だ。こちらもオリジナルモデルの意匠を踏襲しながらも、腕時計として違和感なく使用することができる。

【問い合わせ先】
モントルロロイ
TEL.03-6715-6015

文◎川田健人(編集部)

提供元・Watch LIFE NEWS

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