京都マルティノス、“移籍の噂”アカウントに激怒「フェイクニュースを…」
(画像=クエンテン・マルティノス 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの京都サンガに所属するキュラソー代表FWクエンテン・マルティノス(31)が9日、自身のツイッターアカウントを更新。今夏退団の噂を否定するとともに、Jリーガーの移籍情報に特化したツイッターアカウントに対する怒りをあらわにしている。

 マルティノスは横浜F・マリノスや浦和レッズ、ベガルタ仙台、モンテディオ山形などをへて、今年1月にモンテディオ山形から京都サンガへ完全移籍。4月6日のJ1リーグ第7節・ガンバ大阪戦で今季初出場を果たしたが、今季はここまでリーグ戦2試合の出場、YBCルヴァンカップ・グループステージ3試合の出場にとどまっている。

 その中、「Jリーグの移籍情報・噂」というツイッターアカウントでは、マルティノスが今季限りで京都サンガを退団するが投稿されていた。これに対してマルティノスは8日、自身のインスタグラムアカウントを通じて反応。ストーリーズで当該ツイートのスクリーンショットをアップすると、「なぜ?」という絵文字を交えて疑問を呈していた。

 そして9日には「私たち日本にいる外国人選手は神様ではありません。魔法が使えるわけではありません。できる限りのことをして助けようとしています。人々は私たちに求めすぎている気がします。これは私についてのフェイクニュースを流したメディアへのメッセージです。皆さん良い1日を」とツイート。京都サンガ退団という噂がデマであることを強調している。

 なおマルティノスは昨年8月、ベガルタ仙台を契約解除により退団した直後になりすましアカウントによる差別的投稿の被害に遭うと、「これだけは明確にしたい。日本人みんなが差別的であるとは思っていない。僕はすべてのファンのことを理解している。彼らは僕に多くの愛情を注いでくれた」

 「だけど、(日本にやって来るまでの)人生においてこれほど多くの差別を受けたことはない。日本ですでに5、6回も差別を受けている。それに(今回僕に差別的なコメントをした人物は)サポーターのように振る舞っていたし、フェイクだよ」と投稿していた。

提供元・Football Tribe Japan

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