セブン-イレブン・ジャパンは7月4日、カウンターコーヒー「セブンカフェ」を抽出するコーヒーマシンに3種類の濃さを選べる機能を追加した。セブンカフェの販売数が年間で最も高くなる時期に合わせて、新たな機能を加えた。
コーヒーマシンにカップをセットすると、ディスプレーに表示されるボタンから「軽め」「ふつう」「濃いめ」の3種類から好みの濃さを選べる。対象はセブンカフェのホットコーヒーとアイスコーヒーで、ラテなどは対象外。
セブンカフェでは、グアテマラ、タンザニア、コロンビア、ブラジルの4カ国のコーヒー豆を使用しているが、今回の新機能追加に合わせて豆のブレンド比率を変更した。ホットコーヒーはタンザニア豆、アイスコーヒーではグアテマラ豆の比率を高めた。
また、焙煎方式についても、従来の3段階から4段階焙煎に変更し、奥行きのある味わいにしたという。
なお、同社では7月4日からセブンカフェのホットコーヒー、アイスコーヒーを約10〜20%値上げした。ホットコーヒーのレギュラーサイズは93円(税別)から102円、ラージサイズは139円から167円、アイスコーヒーのラージサイズは167円から195円に引き上げた。
提供元・DCSオンライン
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