A.油切れのほか、カレンダーディスクまわりのパーツ破損が考えられる
写真のように、デイトの数字がズレて表示される、“半目”状態で時計が持ち込まれることがたまにあると修理技術者は話す。
この場合、油切れ、もしくは日送り車のツメ、カレンダーディスクの歯といったパーツの破損が考えられるという。
前者であればカレンダー周辺部のパーツへの注油などで済むが、後者の場合、当然パーツの交換が必要になる。
汎用ムーヴメントであれば比較的パーツが出回っているため交換費用は抑えられるが、ロレックスなどの自社製ムーヴメントの場合1桁万円〜することもあるそう。
修理技術者いわく、パーツ破損をなるべく防ぐためには、強い衝撃を加えないよう気を付けることも大切だが、カレンダーを早送りする際、リューズをゆっくりと回すということも破損防止につながるとのことだ。
文◎松本由紀(編集部)
提供元・Watch LIFE NEWS
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