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一番大切なのは有効な陰性証明書
スムーズな入国にファストトラックは必須
一番大切なのは有効な陰性証明書
ただ、入国前に準備しておくものはいくつかあります。
陰性証明書
日本政府指定の用紙に書いてもらうことが推奨されていますが、どうしても無理な場合は同じ内容であれば違う書式でも構いません。指定の用紙は最近簡素化されました。用紙はここからダウンロードでき、多言語対応しています。
重要なのは、出国前72時間以内に受けた検査であることです。私は6月23日午前5:50の便に乗ったので、20日の午前5:50以降に受けた検査である必要がありました(実際に受けたのは21日16:30です)。とにかく有効な陰性証明書がないと日本に入れませんので、検査の予約などは事前にしっかりしておきましょう(不備があって入国できなかったケースは多々あるそうです)。後はなんとかなります。
<今はまだ陰性が証明できないと日本入国は不可>
スムーズな入国にファストトラックは必須
ファストトラック
これは今年3月から運用がスタートした画期的なシステムです。入国前に、MySOSという携帯アプリで陰性検査証明書、個人誓約書、ワクチン接種証明書等の書類の確認手続きを済ませることができるのです。今回はこれを使い、検査もなかったので過去2回とは比べ物にならないほど入国がスムーズでした。
<携帯で簡単に入国に必要な検疫審査を受けられます>
まずは、このアプリをダウンロードします。質問票と誓約書は、アプリ上で必要事項を記入。あとは有効なワクチン証明書と陰性証明書を登録するだけです(PDFか写真で撮った書類でもOK)。
今回初めてだったのでうまくできるか不安でしたが、とても簡単でした。日本サイドで申請された内容を審査し、問題がなければアプリ画面は青(もしくは緑)に変わります。私は出発前日に陰性証明書を登録したのですが、2時間もすると青い画面に。日本の空港に着いた後は、この青い画面を水戸黄門様の印籠のようにかざすだけでスイスイと進んでいくことができました。審査中、もしくは検査証明書を事前にアプリに登録せずに空港で見せる場合は黄色い画面に、申請内容に不備がある場合は赤い画面になるそうです。
ファストトラックを使わなくても入国はできますが、書類の確認を到着空港ですることになるので時間がかかります。ファストトラックは、成田、羽田、中部、関西、福岡の各空港から入国する場合に使用可能です。
なお、私は求められませんでしたが、空港でのチェックイン時や乗り継ぎのフライトに搭乗する前に、MySOSのアプリを確認されることもあるそうです。