セコマ(札幌市)は7月4日から、コンビニエンスストア「セイコーマート」で販売するプライベートブランド(PB)の果汁100%ジュースと店内で調理するおにぎりを値上げした。原材料価格の高騰とエネルギー、物流費の上昇を受け、価格に転嫁した。

 「Secoma(セコマ)100%ジュース」(200ミリリットル/1リットル)各種の価格を平均で7.5%、店内キッチンで作る「HOT CHEF(ホットシェフ)」のおにぎり各種の価格を平均で6%引き上げた。

 同社は北海道以外に茨城県と埼玉県で93店(2022年6月末時点)を展開しているが、茨城、埼玉の店舗では価格が異なるため、改定率も異なる。

 セコマでは、今後の情勢によって他の商品も値上げする可能性があるとしている。

提供元・DCSオンライン

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