怒とうのセイゴラッシュ
ここで昼間ということもあり、ルアーをチェンジ。今度は同じフェイキードッグだがクリア系のDSCWシリーズのイナッコをチョイス。遠投してドッグウォークで誘うとバイト連発!「あ~やっぱり昼間はクリア系強いな」バイト連発の中からフッキングが成功し、海面を滑ってくるのはセイゴだが、カラーがドンズバなのか小さい口の中にフロントフックが全て入っている状態。
右手側に潮のヨレが発生。「あそこだな」プレッシャーを与えないように十分アドバンテージを取り遠投、狂ったように海面をドッグウォークさせセイゴのスイッチを入れてやると怒とうの連発!
「面白い!でも本命はチヌなんだな~」セイゴの連発を堪能していると、ルアーの真後ろにヨレが発生。「ジュバッ」「あ~ミスった挙げ句にフックに触ってしまった……」。その後、またセイゴラッシュを堪能し帰路に。
チヌは今後の最盛期に期待
チヌは基本的に下げから上げの潮をタイミングで狙う方が釣果アップに繋がり、水深は50cm前後(膝辺りまで)がよい。頭を下に向けカニやエビなどを捕食していたとしても、浅場ならトップウォーターを発見し水深10cm前後まで追尾し、波打ちギワでヒットすることが多々ある。
タックルも手持ちのエギングタックルが流用できサーフや河口、沿岸部ならどこでもチャンスはある。ルアーはペンシルベイトに主軸を置き、海面が穏やかならペンシル、ザワついたり風が強い時はポッパーが活躍する。カラーはナチュラル系とクリア系、ド派手系の3種類でいいが基本はナチュラル系主体となる。
これからチヌのトップゲームが最盛期を迎えるので、行かれてみてはいかがだろうか?
<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
▼この釣り場について
本渡港
この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年7月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
提供元・TSURINEWS
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