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西宮神社内を巡ろう
本殿以外の末社にもご利益がたくさん
西宮神社内を巡ろう
では早速、西宮神社の中へ入ってみましょう。いくつか入場可能な門があるのですが、やはり一番おすすめしたいのは、あの「福男選び」がスタートされるこちらの通称「赤門」と呼ばれる「表大門」です。全体が赤く塗られていることから赤門の名で親しまれています。門は2本の円柱を本柱、4本の角柱を控柱とする「四脚門」で建築されています。

ここからあの大勢の人達が一番福を目指して競争するんです!
そこを抜けると大通りの喧騒がウソのような静けさと木漏れ日に癒される道が続きます。

境内は広いのでマップを確認しておくといいですね

しばらく自然の中を散歩すると、目の前に大きな鳥居が現れます。
しかもこの鳥居、よく見る鳥居と違うんです。そうです、色が赤ではなく、茶色なんです。

珍しさももちろんありますが、どこか細身のシルエットも美しさをより際立たせます。
鳥居を抜けると右手には手水舎があります。

手を清めたら次に見えるのが本殿です。


祭神は「えびす大神」「天照大御神」「大国主大神」「須佐之男大神」。商売繁盛・家内安全・大漁を祈願する神様で、全国から参拝する人々は絶えることがありません。

もちろん各種ご祈祷も受け付けています。

力強い狛犬様も威風堂々です。
本殿以外の末社にもご利益がたくさん
さて、本殿でお参りしたからといってまだ終わりではありません。西宮神社内にはたくさんの末社があります。末社とは、本殿(本社)に深いゆかりや関係を持つ神社のことです。
本殿から近い順に順番にご紹介しますので、祈願が必要な神様には、ぜひ祈りを捧げに向かってみてくださいね。

「炎産霊神社(ほむすびじんじゃ)」は愛宕さまとして親しまれている炎の神様です。火災除けの家内安全の守護神です。

「百太夫神社(ひゃくだゆうじんじゃ)」はえびす人形を操る傀儡子の祖神で、芸能や、人形が厄を祓うことから子どもの守り神として信仰されています。

「六甲山神社」は六甲山の山頂にある石宝殿の分霊社で祭神は菊理姫命です。くくり姫の名から結びの神様として縁結びや商談のご利益があると信仰されています。

「大国主西神社(おおくにぬしにしじんじゃ)」国造りをされた神様をお祀りし、だいこく様は縁結びや農業の神様として信仰されています。

「神明神社(しんめいじんじゃ)」はお稲荷様を祀ることから、五穀豊穣、諸願成就の神様として信仰されています。鳥居が何重も重なる姿で「稲荷神社」を連想される方はきっと多いでしょうね。

「松尾神社」は酒造繁栄を祈願し地元の酒造家により勧請されました。醸造はもちろん航海安全も信仰されています。

末社を巡りながら歩いていると池があります。そしてその池には橋が架かっており、渡ることができます。その中にも末社があります。

「市杵島神社(いちきしまじんじゃ)」は琵琶を持つ七福神の弁天様と親しまれている水の神様をお祀りし、財運、金運、才覚の神として祀られています。

「宇賀魂神社(うかのみたまじんじゃ)」は稲に宿る精霊を神格化した神様で、五穀豊穣、諸願成就の神として信仰されています。

「沖恵美酒神社(おきのえびすじんじゃ)」は荒えびす様と親しまれ、勝負の神、健康の神として信仰されています。

絵馬は、勝負ごとが近くある人には勇気を与えてくれそうな力強さがありますね!
いかがでしたか?こんなにたくさん巡れない!と心配されるかもしれませんが、末社同士は隣接してあるものが多く、所要時間にすると30分ほどですので、ぜひ一つひとつをゆっくりと、じっくりと祈りを捧げてみてくださいね!
そして疲れたら、茶店がありますので、美しい庭と色とりどりの鯉に癒されながら、休憩をしてください。きっとどこか少し日常の喧騒を忘れて、身も心もリフレッシュできますよ。



文・写真・まえてぃー/提供元・たびこふれ
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